
2025.09.18
破風板板金巻き工事で木部劣化をカバー!軒天も修繕しました 沼津市のみなさまこんにちは。街の屋根やさん沼津店です!今回の現場ブログは築20年のお住まいの屋根リフォーム事例をお届けします!リフォーム内容は劣化が進んでいた破風板を、ガルバリウム鋼板で補強する「破風板板金巻き工事」と「軒…

調査の結果、屋根の破風板(はふいた)※の上に設置された板金の納まり(接合部分)に不備があり、ここから雨水が入り込んでいた可能性が高いと判断しました。
(※破風板とは、屋根の側面に取り付けられた板で、風や雨の吹き込みを防ぐ役割があります)
「雨仕舞(あまじまい)」とは、屋根や外壁の雨水がきちんと排水されるように設計・施工することを指しますが、これがうまく機能していなかったことで雨漏りが長年続いていたと考えられます。
外観を観察すると、破風板の塗装の劣化が著しく、すでに下端部分が腐りかけている状態でした。
一方で、同じ場所にある鼻隠し(屋根の先端に取り付ける板で、雨樋を固定する部分)の塗装はそれほど傷んでおらず、両者の状態に明らかな差が見られました。
これは、破風板の方にだけ雨水が長期間かかっていた証拠とも言えます。
さらに調査を進めると、建物内の他の屋根でも同じような現象が起きており、鼻隠し・破風板、さらに軒裏(のきうら:屋根の裏側の天井材)までが水によるシミで変色していました。
今回のように、わずかな雨水の侵入でも、それが何年にもわたって続くと構造部分に大きなダメージを与えることがあります。
軒裏材を取り外して内部の構造を確認するまでは断定できませんが、内部の木材(骨組み)も腐っている可能性が高いと見ています。
実際に、下から見上げただけでは、軒裏には目立った傷みやシミがないのに、鼻隠しの材料には穴があくほど腐食が進行していたケースもありました。
こうした状況から考えても、雨水が思わぬ経路で侵入して、木材をじわじわと劣化させてしまったことがわかります。
室内を確認したところ、和室の天井付近から壁にかけて、大きなシミが広範囲にわたって残っていることも判明しました。
通常、木造住宅でこのような場所に雨水が伝わってくるのは非常に珍しく、和室の真上にある外壁やサッシ周り、またはベランダの防水に問題がある可能性が考えられます。
これらが雨水の侵入口となり、壁の中を伝ってシミを発生させたと見られます。
今回のケースのように、少しの水漏れでも長期間にわたると大きな構造被害につながります。
しかも、表面からは気づきにくく、気がついたときには手遅れになっていることも少なくありません。
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