鉄骨構造３階建ての屋上の保護モルタルで、クラック防止のために任意の間隔で目地を切っておきます。そして目地棒を挟みこみます。この挟み込んだ目地棒が経年劣化を起こしていました。保護モルタルの目地を切り込んでいる分、モルタルは薄くなってしまいます。 この現状の保護モルタルの上にプライマ…

屋根に登り、上から見下ろした状態です。もちろん下地に骨の無い所は歩いてはいけませんが、赤錆がビッシリで、骨組みがしっかりある所でも踏み抜いてしまいそうでした。今自営業の倉庫兼作業場です。沼津は海岸線に面しているその影響からか、地形的なのかは不明ですが冬季は特に風が強いのが有名です…

三島市で木造住宅のベランダに水が溜まるということで現地調査を行いました。お伺いしてみるとﾄﾞﾚﾝ廻りに水が溜まってしまい、水はけが悪いということが新築当初からあり、困っているということでした。確認してみると既存ﾄﾞﾚﾝは木造のベランダにしては大きなもので高さがベランダ床より１セン…

こんにちは！昨日の三島の現場で水道の圧力をかけて漏水検査をして異常がありませんでした。今日は同じ三島のマンションで壁の散水試験をしていきたいと思います。 散水試験 散水試験とは、壁や屋根に水をかけていき、そこから漏水しないかをチェックする試験で、雨漏りがあった場合は、この試験をや…

三島市でシート防水からウレタン防水の通気緩衝工法にて防水工事を施工しました。今回は雨漏りはありませんでしたが、既存ﾄﾞﾚﾝが少し大きく高い縁が付いている為、ベランダの排水が悪くﾄﾞﾚﾝ周りに水溜りが出来てしまうというのが、新築当初からの悩みだったようで、それを解消するためにﾄﾞﾚ…

今回は、三島市で強風により、夜中にバタンバタンと屋根の上から音がしていたという事で現場調査に伺いました。お施主様にお話を聞くと、アンテナ周りから音が聞こえたというので調査の為、梯子をベランダに架けさせてもらい、脚立で屋根へと上ってみました。今日は、昨日の風が嘘のように無風状態で、…

今回は、沼津市でベランダ下にある部屋の天井から雨漏りしてるとの事で現場調査に伺いました。早速、現場に行ってみると左上の写真の様な状況になっていました。天井には穴が明いていて天井裏が少し見えています。そこから覗いてみると、右上の写真ような状況でした。上の階のスラブ下から配管が下りて…

こんにちは！今日は三島市のマンションで部屋の1室の壁から水が出てきたとの事で調査をしてきました。築年数は約25年のＲＣ構造（鉄筋コンクリート）のマンションです。 まずは、お部屋の状況を見てきました。壁の際の部分から、しっとりと水が出てきています。湿気で、カビも生えて来ていました。…

今回は、裾野市で強風により棟が崩れてしまったので、修理していきます。まずは、既設の瓦や下地の土などをきれいに撤去していきます。水糸を張って、それを基準にして瓦の下地を作っていきます。黒い下地材は、シルガード（消石灰+炭酸カルシウム+砂）を使用して瓦をしっかり支える下地となります。…

こんにちは！！今日は三島市の現場でポリカーボネートの貼り替えです。以前に現調をしたときも風が吹くとバタバタかなりうるさいそうで、困っておりました。 今回の三島市の現場です。写真でみると、ポリカとポリカの間が割れて浮いているのが確認できました。横樋も変形してグニャグニャに曲がってい…

今から40~50年前に比較的よく見かけたデザインというか工法です。ベランダの手すりの端末をいかに上手く納めるか、で考案されたデザイン性を兼ねた納め方で、確か「 バットレス 」（縦壁）と表現していたかと記憶しています。地域的な流行りもあるのかも知れませんが、この沼津では比較的多く、…

今回は、裾野市で先日の強風が原因となり、瓦屋根に多数被害が出ているとの事で、現場調査に伺いました。早速、屋根に上ってみると、あちらこちらの瓦が外れているのが一目瞭然でした。左の写真は、2階の大屋根にある棟の冠瓦（棟の一番上にある丸い瓦）が外れています。崩れ方を見ると、相当強い力で…

玄関部分の天井敷目板に大きなシミの跡が見受けられます。そこから壁伝いに雨が流れている跡もあります。 玄関と隣り合わせの廊下天井部分のベニヤが剥がれ落ちていて、天井裏がのぞけるような状況です。今回の建物は平屋なので、天井裏はすぐに屋根の下となり、比較的雨漏りの状態がわかりやすいと思…

今回は、強風により瓦が浮いているとの事で現場に伺いました。早速、現地について屋根を見上げてみると大棟（屋根の頂点部分）の位置がずれているのがわかりました。ここに雨水が流れ込んでしまうと、非常に雨漏りする可能性が高い箇所なので緊急性があります。 そして、梯子で屋根に上って調査開始で…

平らな屋根を「 陸屋根 」と書いて建築用語では「 ロ ク ヤ ネ 」と呼びます。実際には平らといっても雨が流れなければならない為に建築基準法では最低でも100分の１以上の勾配を保つように指示しています。100分の１の勾配というのは100センチの水平距離に対して１センチ上がった点と…