最近は風の強い日も多く、「台風や突風が心配ですね」といったお話をお客様とする機会が増えています。
今回ご相談いただいたお住まいでは、強風の影響で平葺き屋根が浮き上がってしまい、室内に雨漏りが発生してしまったとのことでした。
早急な対応が必要な状況でしたので、屋根の状態を確認し、耐久性と防水性に優れた工法をご提案しました。
現地確認を行ったところ、平葺き屋根の一部が風を受けて浮き上がり、そこから雨水が入り込んでいる状態でした。
平葺き屋根は勾配が緩やかな分、防水処理と固定方法が非常に重要です。
今回は既存の屋根を撤去せず、ガルバリウム鋼板製の屋根材を重ねて施工する「重ね葺き工事」を行うことになりました。
こちらのお住まいは大屋根のため、梯子だけでの作業は大変危険です。
そのため、まずはしっかりと足場を組んでから作業を開始しました。
足場を設置することで、職人の安全確保はもちろん、
施工精度を高め、近隣への落下物防止にもつながります。
弊社では、工事そのものだけでなく、近隣の皆様への配慮も大切にしています。
足場設置や作業音が出る前に、近隣のお宅へ事前にご挨拶に伺い、工事内容や期間についてご説明させていただきました。
「ちゃんと挨拶に来てくれて安心しました」
そんなお声をいただくことも多く、今後も大切にしていきたい取り組みです。
足場設置後、屋根の下地材となるラーチ合板(厚み12㎜)を屋根上へ荷揚げします。
今回は、梯子にリフトを取り付けて安全に搬入しました。
ラーチ合板は耐久性が高く、屋根下地としてよく使用される材料です。
合板は、既存の屋根材の上から貼っていきますが、
この際に重要なのが、屋根の骨組みである「垂木(たるき)」を狙って釘を打つことです。
垂木にしっかり固定することで、屋根全体ががっちりと安定します。
合板施工後、その上にゴムアスルーフィング(防水シート)を貼っていきます。
この防水シートは、万が一屋根材の隙間から水が入っても、
室内へ雨水が侵入するのを防ぐ重要な役割を果たします。
屋根工事では、この防水工程が雨漏りを防ぐ最大のポイントと言っても過言ではありません。