2026.05.29
近年、大きな地震のニュースをテレビで目にする機会が増え、「自宅の耐震性は大丈夫だろうか」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。 今回のお客様も、地震で瓦屋根の住宅が大きな被害を受けている映像をご覧になり、「東海地震に備えて家の負担を減らしたい」とご相談くださいました。 そこ…
こんにちは、街の屋根やさん沼津店です。
季節の変わり目になると、強風や大雨に備えて倉庫や納屋の屋根点検をご依頼いただく機会が増えてきます。特に農家さんの倉は建築から長い年月が経過していることも多く「屋根の状態が気になる」「雨漏りが心配」といったご相談をいただくことがあります。
今回は沼津市の農家様より、老朽化した倉の屋根を改修したいとのご依頼をいただきました。
前回までに瓦の撤去作業を行い、今回は瓦撤去後の屋根下地の状態確認と補強工事の様子をご紹介いたします。
既存の瓦をすべて撤去すると、屋根の下地である「野地板(のじいた)」が見えてきました。
野地板とは、屋根材を支えるために設置されている板材のことで、屋根の強度や耐久性を支える重要な部分です。
今回の倉は昭和初期に建てられた建物とのことでしたが、2階部分の屋根下地は想像以上に良好な状態でした。
屋根を支える「垂木(たるき)」と呼ばれる骨組みもしっかりしており、長い年月を経ても建物が丁寧に維持されてきたことがうかがえます。
作業を進めていると、興味深い光景が目に入りました。
瓦を撤去した屋根の下から、さらにもうひとつの屋根が現れたのです。
現場の状況から推測すると、もともとは現在よりも小規模な倉だったものを、後年になって増築した可能性が考えられます。
昔の倉を残したまま、その外側を囲うように新しい建物を造り、その上から大きな屋根を架けたのではないでしょうか。
古い建物の改修工事では、このように当時の建築方法や歴史を感じられる場面に出会うことも少なくありません。
一方で、1階部分の下屋(げや)と呼ばれる屋根では状況が異なっていました。
下屋とは、母屋から張り出した部分に設けられる屋根のことで、外壁との取り合い部分は雨水の影響を受けやすい場所です。
今回も壁際周辺の垂木に腐食が見られ、下地材としてそのまま利用することが難しい状態でした。
腐食したまま新しい屋根を施工してしまうと、将来的な屋根のたわみや不具合につながる恐れがあります。
そのため今回は傷んだ部分を補強し、新たに垂木を組み直して強度を確保することにしました。
今回の倉は補強が必要な箇所が多く、想定以上に時間を要する工事となりました。
屋根工事では安全に作業を進めることはもちろん、急な天候変化から建物を守ることも大切です。
そのため、その日の作業終了時には屋根全体をしっかりと養生し、雨が入り込まないよう対策を行いました。
見えなくなる部分だからこそ丁寧な施工を心掛けています。
補強工事が完了した後は、新しい屋根下地の施工へ進みます。
今回使用したのは「ラーチ合板」です。
ラーチ合板は耐久性と強度に優れた構造用合板で、現在の屋根工事では広く採用されている材料です。
新しい下地が完成すると、屋根全体の形状がはっきりと見えるようになり、工事もいよいよ次の工程へ進みます。
ここまで施工が進むと、お客様にも完成後のイメージを感じていただける状態になります。
街の屋根やさん沼津店では、沼津市を中心に三島市・裾野市・長泉町・清水町・函南町・伊豆の国市・伊豆市など静岡県東部エリアで屋根工事や雨漏り修理、外壁工事を行っております。
「古い倉の屋根を直したい」
「雨漏りが心配なので点検してほしい」
「瓦屋根を軽い屋根材へ変更したい」
このようなお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
現地調査・お見積りは無料です。
地域密着の屋根専門店として、お客様に安心・安全な住まいづくりをご提案いたします。
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