伊豆市 強風により板金破損！ 屋根葺き替えで部分補修
2023.03.02
伊豆市の自然豊かな場所にある築35年の大きな寄棟屋根のお宅です。強風により水切り板金が破損していました。今回は、軒先に近い部分の葺き替えをご提案し施工する事になりました。 被害のあった南面に足場を設置しました。屋根材を剥がすと野地板が雨水を吸収し、かなり腐食していました。下地の野…
三島市内、専用住宅の屋根の葺き替えの計画に、カバー工法をご提案して即決で！
カラーベストコロニアル葺きです。
ご覧いただいている通りカラーベストの表面も、登り棟の板金被せも錆が著しく進行していて、あちこちにピンホール状の穴が点在しています。
打合せの結果、カバー工法で新たに屋根を葺く事になりました。
築３５年、その間に一度だけ塗替えを行なった事があると言っておられました。
こちらの建物は何と平面は真四角、正方形なのです。
正方形の平面間取りは中々なく非常に珍しいです。
屋根は正方形なので寄棟ではなく方形（ほうぎょうよ読みます）屋根になります。
屋根の隅から４５度の角度で頂上に向かって屋根が登ってきます。それぞれ屋根の角が４つあるので４方向から頂上めがけて登ってきます。これを登り棟といいます。
この屋根の頂上を真上から見ると十文字の形状にになっています。
この十文字部分は傷み易く雨仕舞処理が難しく、雨が入りやすくなってしまう為、頂点の上に尖がり帽子に似た被せ物をする事が多いです。
頂上は頂点の為、重要な雨仕舞処理の為に、防水シートの施工もちょっと大変です。
カラーベストコロニアルを葺き終えると、４カ所の登り棟であるそれぞれの各辺に沿って大貫材という板状の木材を、辺に沿って両側に平行に取付ていきます。
この上に板金の被せをセットして釘打ち固定をします。
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