銅板の平葺きと、一段上げて瓦葺きになっており、瓦葺きの下側に銅板葺きが差し込んだように納まっています。
その差し込んだ隙間には人が横になって作業をする事は不可能で、その真下の室内の天井へと雨漏りが何年もの間ジワジワ雨水が浸入して行ったと思われます。
長年に渡りの雨漏りですから、野地板や垂木・母屋・桁も大分傷んでる事が予想されました。
玄関屋根から雨漏り。天井にも雨漏り跡がくっきりと残ってしまい、悩まされていた雨漏りを解消したかった。
沼津市 屋根補修工事
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根補修工事
- 施工期間
- 3日間
- 使用材料
- ガルバリウム平葺き
- 施工内容その他
- 築年数
- 約30年
- 保証年数
- 5年
- 工事費用
- 24万円
- 建坪
- ハウスメーカー
着工前状況 ①
着工前状況 ② （室内天井
玄関ポーチの軒裏や室内側玄関ホールの天井も黒ずんでカビが発生をしていました。
施工状況 ①
既存の銅板平葺きを剥がしてみる野地板は予想通り腐っていましたので下地桟を流し、その上に新たに野地板を敷設しました。
今回の雨漏りの原因は、銅板葺き屋根の水上部分の立上りが少なかった事で、嵐のような状態の時にその立上りを雨が吹き上がって乗り越えてしまうというような事が原因でした。また銅板平葺きの重なり部分（ハゼ）の施工不良により雨水の浸入も原因でした。屋根は複雑な形状になればなるほど雨仕舞対策の納め方が難しくなります。
施工状況 ②
瓦屋根と銅板葺きの重なっている奥の部分は手前に新たに立上りを設け、しっかり雨仕舞作業が行えるように変えました。ゴムアスルーフィングを敷設し、ガルバリウム平葺きを行い、これで全作業の終了となります。
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