上記の二つの原因を分かりやすく具体的に解説させていただきますと・・・① 経年劣化が原因 → 例えばそのモノが元々持っている柔軟さ・粘り・強さ・耐久性・耐候性などが、年数が経つに従って そのモノが持つ本来の性能が徐々に低下し、徐々に雨漏りを引き起こしてしまう事です。
② 施工的・人的ミスが原因 → 例えば本来使用してはいけない場所や部位に意識的・無意識的に使用してしまう事、施工金 額を落とす為に性能や品質を無視したり、雨仕舞いの方法や納まりに誤りがあったりなどが原因で雨漏りを引き起こしてしまう事などが挙げられます。
①・②のいずれかが原因で雨漏りが発生し、それが目視出来る場合と表面に雨漏り症状が出ていない場合があります。
確かに雨漏りはどの状態でも困りますが、雨漏りが見えない所でジワジワ進行して木材を腐らせたり鉄骨を錆びさせたりしてそのモノの強度を蝕んでいく状態が一番恐ろしく危険な状態に繋がっていきます。
発見が遅れてしまえば補修する費用は増えてしまいます。
・・・ではこのように雨漏り等で大切なお住まいが多大なダメージを、可能な限り回避する手段として次の手段も有効であると考えられます。
立地条件によっても異なりますが、対策としては2年に一度、築15年以上経ったら年に一度は信頼が出来る専門業者に屋根や外壁・外部や内部を定期的に診断を依頼されることを是非お勧めします。
業者に建物診断を依頼するということは、調査費用的には少額とは思いますが、それでも費用は掛かります。
信頼できるプロにご自身の住まいを把握して貰うということは、ある意味で安心が出来るのではないでしょうか。
・・・例えばですが、私たちの身体は体調が悪ければ病院で診察や治療をしてもらいます。
お住まいもいつまでも若い状態では居ません。歳月と共に傷んできます。放って置いてもけっして良くはなりません。
ドンドン傷みが進行するばかりです。
傷みが進行すればするほど補修費用も増えてしまいます。
それでは過去2~3年の間に雨漏りでお困りになっておられ、改善・改修工事を行い、現在は安心して住まわれている方々の施工事例をご紹介いたします。
雨漏りを解決する為のスタート ~ 施工完了までの流れ
① 初回調査日の決定 → ② 雨漏り箇所の確認 → ③ 聞取り調査 → ④ 疑問箇所の調査 → ⑤ 水掛け調査 → ⑥ 問題箇所判明
⑦ 具体的施工内容の検討 → ⑧ 施工内容の報告・金額提示 → ⑨ 施工日のすり合わせ → ⑩ 施工開始(施工前の写真・施工中の写真・雨漏り原因箇所の写真・改善補修後の写真・最終完了写真) → ⑪ 各段階の写真や動画をアルバムやCDにしてお施主様にご説明をしながら各段階ごと見ていきます。 以上が調査から実際の施工・完了までの流れとなります。
お客様が一番知りたい事は「 雨漏りの原因は何だったんだろう? どうやって直したんだろう 、今後は大丈夫なんだろうか? 」そこが一番知りたい部分です。
その為に画像や動画をお施主様と一緒に工事担当者の説明を交えながら、不安を払拭していただく事が最大の目的です。