裾野市に建つ、何と一世紀近くも前の 「 土蔵 」です

【台風21号で被災された方の安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます】
  台風21号が西日本に甚大な被害を与え日本列島を通過しました。
関西地方を中心に各地で記録的な暴風による停電被害、事故、交通の乱れ、住まいの破壊など大きな混乱が生じ、現在でもその爪痕が残った状態となっております。台風による被害を受けた方、受けたかも知れない方は街の屋根やさんにご相談ください。点検はもちろん可能な限り応急処置にもその場で対応いたします。
現在大変多くのお客様よりお問合せを頂いており、順番に対応をさせていたただいております。
皆さまにはご理解を賜りますようお願い申し上げます。

かなりの劣化
昔ながらの  「 蔵 」です。漆喰壁になまこ壁、じつに貴重で希少な存在です。
何とか何とか大切に保存したいですね。
いくら昔の建物は強いといってはいっても長い時の流れには勝てません。
今回、屋根からの雨漏りが原因で、建物自体が大分傷んでしまっています。
上の写真は雨漏りが原因で、その一番傷んでいる和瓦を捲った状態の時のものです。
防水変わりに使用していたのは何と檜皮葺?なのでしょうか、言葉では知っているのですが実際に見たのは初めてです。感動というか感激というか、とにかく 「 おーっ!」
です。昔のモノって状態を保つために何かをしてあげれば持つんですね。
この檜皮葺は防水の役目をしたり、遮音材の役目、断熱材も行う一人三役の超スグレモノです。
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お雨漏りがし、腐ってしまってその部分の軒先が耐えきれずに落ちてしまっています。
また、雨が軒裏を伝って横に広がっていました。



仮設足場
腐ってしまった軒裏や塗り物の破風部分の木下地を工事している写真です。
軒裏の仕様も現在の工法とは異なり、しっかりとした木下地で施工しています。
軒裏も破風部分も左官仕上げの塗り壁仕上げとなります。
完成間近
築80年以上経っているらしく、念のために野地板関係や名残惜しい檜皮葺は撤去し、特に耐用年数の長い防水材を使用する事にしました。