大鬼補修
補修後の状態です
基本的に瓦は一枚一枚並べたり、重ねたりして成り立っています。 それを固定したり接着したりするものはモルタルセメントです。当然、モルタルセメントはカチカチに固くなります。しかし例えば平瓦等が地震や強風などで微妙に振動したりの繰り返しで接着代わりのモルタルセメントと瓦とが縁が切れて(繋がりが無くなる状態)しまいます。
このモルタルセメントが弾性的な性質なら、瓦が振動等で動いても、その動きに合わせられるので縁が切れないのですが。

大鬼補修
隅巴瓦を取り外すと、左右から棟に向かってきた平瓦どうしが合わさる寸前で写真のようにポッカリ隙間があきます。
その隙間を塞ぐように隅巴瓦で蓋をするように被せます。
平瓦自体弓なり状になっているので、その隙間をモルタルセメントで埋めます。
棟際の平瓦がガタ付けば、隙間に埋めてあるモルタルセメントにヒビが入り、この繰り返しでポロっと取れてしまいます。
大鬼補修
この鬼瓦が前にお辞儀(前に倒れている状態)をしています。これも鬼瓦も根本は瓦の上に載っている訳ですから、足元がぐら付けば影響を受けてしまうのは同じです。

大鬼補修
補修方法は鬼瓦が載る部分の足元をしっかり固定した後、鬼瓦の納め、固定となります。