屋根材に錆
着工前状況

着工前の状況です。 各部材の元々の素材が経年劣化へと大きく影響していきます。
また同時に強度も劣化と比例していきます。
その物自体の自重を支える強度と、地震や風圧などの外力が加わった事により落下したり飛散したりする可能性を想定し、早めの対策が望まれます。
そのような事が原因で二次災害となった場合には、場合によっては建物所有者の管理責任となってしまう事も予め知っておかなければならない点です。

ケレン・錆落とし
作業状況 ( 錆ケレン除去作業 )

屋根の小口隠しである破風板の上部を固定している金具が著しく錆びています。
金具本体及びそれを緊結しているボルト関係も併せて錆のケレン対象となります。
金具塗装
錆止め塗料処理

錆をしっかりケレンした後に錆止め塗料の塗布を行ないます。
一般的な錆止め塗料としてはベンガラと呼ばれる商品が多く普及しています。
錆びは酸性なのでそれを中和させるためにアルカリ性の鉛丹塗料を使用して錆止め効果を高める錆止め塗料もあります。
適材適所で使い分けていく事が望ましいと思います。
錆止め塗布
上塗り塗装作業

錆止め塗装処理を行った後、上塗り塗装を行ないます。
鉄部なのでOP塗装処理が多いですが、屋根部分は紫外線や酸性雨など、塗膜塗料にとっては過酷な条件の下、それら条件に耐えられる塗装材料が望ましいと思います。

屋根は常日頃から目に付くところではありませんので、年に一度は現在屋根の状態や塗装状態などがどうなっているのか等を把握しておく事が大切です。