沼津市にお住まいのお客様より、「そろそろバルコニーの床をリフォームしたい」というご相談をいただきました。
こちらのバルコニーは、2階に設置されており、しかも珍しい「スノコ形式」の床が使われていました。
スノコ床とは、細長い板を隙間を空けて並べた床のこと。風通しがよく軽量である反面、雨風や湿気にさらされることで、特に裏面から腐食が進みやすいという特徴があります。
こちらのバルコニーも木質系の素材が使われており、表面は塗装可能でしたが、裏側は塗装ができない構造でした。そのため、どうしても時間の経過とともに裏面から劣化が進行してしまいます。
それでも、ご主人が1年おきに丁寧に塗装メンテナンスをされていたおかげで、10年以上持ちこたえてくれました。ご自身でここまで手入れをされていたことに、私たちも感銘を受けました。
しかし、年齢を重ねる中で、「もう自分で塗装を続けるのが大変になってきた」とのことで、今回のリフォームを決意されました。
まずは、既存のスノコ床をすべて撤去。
骨組みとなる「桟木(さんぎ)」を30cm間隔で配置し、雨水が流れやすくなるよう勾配(傾斜)をつけてしっかり固定しました。
その上から「コンパネ材(構造用合板)」を敷き、隙間なく固定していきます。
これはFRP防水をしっかり密着させるための重要な下地材です。
床と立ち上がりの角(隅の部分)には、「面木(めんぎ)」という斜めの部材を取り付けます。
これにより、角度が90度からゆるやかになり、防水塗膜が隅々までしっかり密着しやすくなります。
特に雨水がたまりやすい「入隅(いりすみ)」部分の防水がしっかりできるようになります。
バルコニーの防水工事で最も重要なポイントの一つが「ドレン(排水口)」の処理です。
ここがしっかり施工されていないと、雨漏りの原因になります。
今回の工事では、ドレン周辺を一段下げた「ドレンピット」にすることで、雨水がスムーズに排水されるようにしました。さらに、防水層とドレンの取り合い部分も丁寧に仕上げ、長期間にわたって安心してお使いいただける構造にしました。
床が腐ってきている気がする
メンテナンスの手間を減らしたい
雨漏りが心配になってきた
そんなときは、ぜひ私たちにご相談ください。
地元・沼津で丁寧な施工を心がけております。
お客様のお悩みやご要望に寄り添ったご提案をいたします。
私共では、地元沼津を中心に、三島、裾野、長泉、清水町、函南町、伊豆の国で安心安全大満足リフォーム&屋根外壁外回り&新築住宅を施工していきます。
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