沼津市 耐震対策のため瓦屋根から軽量屋根材へ葺き替え
2024.11.02
沼津市のお客様より、年明けに起きた能登半島地震の報道を目の当たりにし、地震対策として瓦屋根を見直したいとのご相談がありました。屋根の調査にお伺いすると、長年にわたり風雨や日光にさらされ、瓦が変色しているところが多く見られました。 瓦屋根 現場調査 瓦屋根は耐火性、遮音性、耐久性に…
重～い和瓦からガルバリウム鋼板屋根に葺き替えて地震に備える
自分も地震被害の模様をテレビなどで見ていると瓦は弱いなと感じていました。
沼津市 屋根葺き替え
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根葺き替え
- 施工期間
- 10日間
- 使用材料
- カバールーフＧＬ、雨樋
- 築年数
- 約30年
- 保証年数
- 5年
- 工事費用
- 185万円
和瓦の重さは１㎡あたりおよそ48.5kg相当で、今回カバー工法のガルバリウム鋼板は１㎡あたりおよそ6.0kgで、ガルバリウム鋼板は和瓦の8分の１になり、屋根面積が８０㎡有れば８０㎡×６kg＝480kg、瓦だと80㎡×48.5kg＝3880kgとなります。
こんなにも重量が違うのかと思います。
頭が重い状態で、地震でガタガタ揺れたら･･･想像しただけでゾッとします。
葺いてあった全ての瓦を剥がし終えたら、次は新たに野地板を既存の野地板の上に敷設します。これはこの上に敷くゴムアスルーフィングの為とガルバリウム鋼板の為で、野地板の表面が凸凹したりザラついていたりすると、ルーフィングとガルバリウムに悪影響をあたえかねない為の対策です。
屋根の棟から撮影した野地板の状況です。棟の左側が瓦下地の時の野地板で、右側が野地板の上に野地板を張った状態です。
ゴムアスルーフィングを敷き、いよいよガルバリウム鋼板葺きの開始です。
あらかじめ工場で加工、ジャストカットしてきた製品を所定の位置にセットし固定していきます。
ガルバリウム鋼板葺きの作業もいよいよ最終段階です。
平葺き部分を屋根の左右から葺いてきて、最後に棟の役物の被せを納めて全ての作業終了となります。
地震被害の模様をテレビなどで見ていると不安でした。
重い和瓦からガルバリウム鋼板屋根に葺き替えて地震に備える事が出来ました。
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