2026.08.20
沼津のお客様から、雨が降るたびに建物内へ水が回っている気がするので見てほしい、というご相談をいただき、陸屋根の現地調査に伺いました。お話をうかがうと、以前から屋上まわりの傷みは気になっていたものの、最近になって雨漏りの不安が大きくなったとのことでした。実際に現場へ上がってみると、…

こんにちは、街の屋根やさん沼津店です。
暑い日が続くと、建物の屋上は強い紫外線や熱、風雨などの影響を受けています。特に海岸に近い建物では、屋上の防水状態を定期的に確認することが大切です。
今回は、沼津市西間門にある築25年以上のマンションで、屋上の防水塗装を行いました。
屋上の塗装がかなり劣化しており、防水シートにも傷みが見られたため、これ以上劣化が進む前にメンテナンスを行うことになりました。





こちらが施工前のマンション屋上です。
今回は人が歩くことのない「非歩行用」の屋上で、既存のシート防水が施工されています。
シート防水とは、防水シートを屋上に敷設して雨水の浸入を防ぐ工法です。
しかし、シート防水を保護しているトップコートが、長年の紫外線や高熱、風雨などの影響でかなり劣化していました。
トップコートには、防水層を紫外線などから保護する役割があります。劣化したまま放置すると、防水シート自体の劣化にもつながります。
防水シートの劣化状況を確認
既存のシート防水を確認すると、シート同士の重ねジョイント部分にも劣化が見られました。
表面の細かなひび割れが進行しており、雨水が少量ながら内部へ入り込んでいる可能性も考えられる状態です。
このまま劣化が進むと、細かなひび割れが徐々に大きくなり、防水シートそのものの弾力性も失われていきます。
さらに劣化が進行して防水シートが破損してしまうと、既存のシート防水を撤去して新しい防水シートを施工する必要があり、工事費用も大きくなる可能性があります。
そのため、防水層が大きく傷む前に適切なメンテナンスを行うことが重要です。
まず、既存のシート防水の表面にシーラー処理を行います。
シーラーは、既存の防水層とこれから塗布する防水塗料を密着させるための下塗り材です。
今回の施工では、シーラーによって主に次のような効果が期待できます。
・防水塗料の吸い込みを抑え、塗料の無駄を減らす防水工事では、仕上げの塗料だけでなく、こうした下地処理を丁寧に行うことが重要です。
シーラー処理が完了したら、ウレタン塗料を塗布していきます。
まず中塗りを行い、その後に上塗りを施工します。
ウレタン防水は、液状の防水材を塗布して防水層を形成する工法です。既存の防水層を活かしながら施工できるため、今回のような屋上防水のメンテナンスにも用いられます。
最後に上塗りを行い、屋上防水塗装が完了しました。
劣化していたトップコートを新しく施工し、既存のシート防水を保護することで、屋上の防水性能を維持するためのメンテナンスが完了しました。
屋上は普段目にする機会が少ない場所ですが、紫外線・熱・雨・風などの影響を常に受けています。
防水シートやトップコートの劣化を放置すると、雨漏りや建物内部の傷みにつながる可能性があります。
大きな劣化や雨漏りが発生する前に、定期的な点検と早めのメンテナンスをおすすめします。
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