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現場ブログ
沼津市で防水工事。湿気が溜まりやすいベランダ床に通気緩衝工法を実施！長持ちする防水層を形成

湿気がこもりやすいベランダ床には通気緩衝工法がおすすめ！

沼津市の戸建て住宅で実施したベランダ床の防水工事の様子をお届けします！

シート防水が老朽化し、当社に防水工事のご依頼を頂きました！
今回お客様宅で施工する内容は通気緩衝工法による防水工事です☆彡
前回のブログ記事にて、既存のシート防水の撤去作業、下地材の塗布作業の様子をご紹介しました！

（前回のブログ：沼津市でベランダ防水工事。色褪せ老朽化したシート防水を撤去し、適切な下地処理を実施）

ベランダの防水工事において、単に防水材を塗るだけでなく、その下地の状態にも配慮することが重要です！
特に、湿気がこもりやすいベランダや、築年数が経過した建物の場合は、湿気対策が防水層の寿命を大きく左右します。

今回は、沼津市のお客様宅での下地材塗布後に行った、湿気対策に有効な「通気緩衝工法」の様子からご紹介していきます！

防水層の膨れや剥がれを防ぐ「通気緩衝シート」の設置

プライマーの塗布が完了し、しっかりと乾燥した後に敷設するのが通気緩衝シートです。

このシートは、防水層の下に溜まる湿気を効率的に排出するための重要な役割を担っています！

下地からの湿気を閉じ込めない

既存の防水層を撤去した際、下地のコンクリートには湿気が含まれている可能性があります。
また、新築時でも下地コンクリートには水分が含まれています。
もし、この湿気を閉じ込めたまま新しい防水層を形成してしまうと、時間の経過とともに水蒸気となって防水層を押し上げ、膨れ（フクレ）や破れの原因となってしまいます。
通気緩衝シートは、この湿気の逃げ道を作ることで、防水層が健全な状態を長く保てるようにします！

通気緩衝シートは、ベランダの床面全体に隙間なく敷き詰めていきました！
シートとシートの継ぎ目は、専用のテープでしっかりと固定し、湿気が効率的に流れる通気層を確保します。この丁寧な敷設作業が、湿気排出機能の成否を握るポイントです☝

湿気を外部へ排出する「脱気筒」の設置

通気緩衝シートとセットで設置するのが脱気筒です！

ー脱気筒設置作業の様子ー

脱気筒は、通気緩衝層に溜まった湿気を外部へ排出するための「煙突」のような役割を果たす部材です。

ベランダの広さや形状、湿気の発生状況などを考慮し、適切な位置に脱気筒を設置。
脱気筒から常に湿気を排出することで、防水層の下に水蒸気が滞留するのを防ぎ、防水層の膨れや剥がれを効果的に抑制します！

脱気筒の設置が終わったら次はウレタン防水を施していきます☆彡
ウレタン塗布の様子は次回ブログにてご紹介しますので引き続きご覧ください！

長持ちする「通気緩衝工法」での防水工事をご検討中の方は当社まで

今回の事例のように、築年数が経過しているベランダや、下地の湿気含有が懸念される場合には、この通気緩衝工法が特に有効です！
下地の状態に左右されにくい安定した防水層を形成できるため、防水層の長寿命化に大きく貢献します☆彡
お客様の大切な建物を長期間にわたって守るために、街の屋根やさん沼津店は最適な工法と確実な施工をお約束します。
ベランダ防水工事をご検討中の方は是非一度当社にご相談ください！