2026.09.26
「なんだか最近、天井や壁の染みが気になる…」なんてお悩みはありませんか? 今回は、「屋上から雨漏りが発生してしまった!」という切実なご相談をきっかけに、田方郡函南町にて既存のシート防水を撤去し、新しく通気緩衝工法によるウレタン防水工事を施工いたしましたので、その詳し…
今回ご相談をいただいたのは、三島市内にある築約30年の一般的な2階建ての一戸建ての借家です。管理されている大家様から「先日のまとまった大雨の際、ベランダの排水がうまく流れずにプール状態になってしまい、そこから室内に雨漏りが起きてしまった」とご連絡をいただきました。
まずは一体どこからどのような経路で雨水が侵入してしまったのか、細かく調査を行っていきます。
一口にベランダやバルコニーの防水工事といっても、実はいくつかの種類があります。今回調査したお住まいで採用されていたのは「シート防水」という工法です。これは、専用の塩ビシートやゴムシートをベランダの床面に貼り付け、その表面を保護するために「トップコート」という塗料で仕上げる工法です。
ベランダの防水には、シート防水の他にも代表的なものとして以下のような種類があります。
FRP防水:ガラス繊維などの補強材に不飽和ポリエステル樹脂(硬化剤)をしみ込ませて硬化させるプラスチック系の防水です。非常に頑丈で軽量なため、現代の住宅で広く採用されています。
ウレタン防水:液状のウレタン樹脂を何層にも塗り重ねてつなぎ目のない防水膜を作る工法です。下地への密着性が非常に高く、複雑な形状のベランダやバルコニーでも施工性が良いため、近年のリフォーム現場でも本当によく使われている人気の工法です。
今回はその中でも、築30年という経過年数の中で「シート防水」が施工されている現場となります。
さらに、排水口(ドレン)の部分に設置されているパーツを慎重に外して内部を点検してみました。
すると、排水口まわりのシート防水が完全に剥がれてめくれてしまっており、隙間が露わになっていました。今回の激しい大雨でベランダに水が溜まった際、この剥がれた隙間から大量の雨水がダイレクトに下地へ流れ込み、階下への雨漏りを引き起こした原因である可能性が極めて高いと考えられます。
今回の詳細な現地調査の結果を踏まえ、街の屋根やさん沼津店からは、オーナー様に向けて今後の修繕方法として主に以下の2つのご提案をさせていただくことになりました。
既存のシート防水を一度すべてきれいに剥がし、新しくシート防水を貼り直す全面改修プラン
傷んでいる部分や剥がれている箇所を中心に部分的に剥がし、密着性の高い「ウレタン防水」を施して費用を抑えつつ確実に直す部分補修プラン
建物構造やご予算、今後のメンテナンス計画に合わせて最適な方法をお選びいただけるよう、分かりやすくご提案を進めてまいります。
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