HOME
現場ブログ
沼津市で腰葺き屋根の現地調査！梅雨時期に玄関で雨漏り…原因は瓦？銅板？

梅雨時期になると雨漏りがひどくなる？沼津市で玄関屋根の現地調査を実施！

今回は、梅雨入りを前に沼津市にお住まいのお客様からご依頼いただいた、玄関の腰葺き屋根の雨漏り調査の様子をご紹介します。

「梅雨時期になると、玄関の屋根から雨漏りがひどくなるんです…」

お客様の切実なご相談を受け、雨が本格化する前に原因を特定し、対策を講じるべく、沼津市のご自宅へお伺いしました！

梅雨入り前の雨漏り調査！玄関腰葺き屋根の状態は？

こちらが雨漏りが発生している玄関の腰葺き屋根です。
屋根材には、一部に瓦が使用され、軒先部分には銅板が葺かれています。
和風の趣がある美しい屋根ですが、雨が多い梅雨時期に特に雨漏りが気になるということで、念入りに屋根の状態を確認していきます。

まずは、お客様から雨漏りの具体的な状況を再度ヒアリング。
いつから、どのような時に雨漏りがひどくなるのか、漏れてくる場所などを詳しくお伺いしました。
梅雨時期特有の雨の降り方なども考慮に入れながら、屋根全体をまず目視でチェックしていきます。

どこの部分で雨漏りしているのか…玄関軒天を確認。

梅雨の雨に備えて！怪しい箇所を徹底チェック

玄関屋根を確認すると、やはりいくつかの気になる点が見つかりました。

銅板屋根部分に隙間が空いていました。
また、銅板と瓦の接合部も傷んでいる様子が伺えました。

腰葺き屋根で雨漏りが考えられる要因は？

腰葺き屋根は瓦と銅板で構成された屋根のため、雨漏りが発生している場合次のような要因が考えられます。

①瓦のズレ・ひび割れ: 経年劣化や地震などの影響で瓦がズレたり、ひび割れたりすると、そこから雨水が浸入する可能性があります。
②銅板の浮き・隙間: 銅板の接合部や固定部分に浮きや隙間が生じると、雨水が内部に浸入しやすくなります。
③瓦と銅板の接合部の不具合: 異なる素材同士の接合部は、構造的に雨漏りが起こりやすい箇所です。シーリング材の劣化や、納まりの不備などが原因となることがあります。
④下地の劣化: 瓦や銅板の下地材が雨水などで腐食し、防水性能が低下している可能性も考えられます。

今回のケースでは、瓦のズレやひび割れは見られませんでしたので、②③④の要因が複合的に作用して、梅雨の長雨が入り込み、雨漏りを引き起こしている可能性が高いと判断しました。

提案した雨漏り工事内容

沼津市のお客様には
●銅板⇒金属屋根へ葺き替え
屋根下地の補修・新規防水紙・金属屋根材の設置
●瓦と銅板部の取り合い部分の強化
●玄関軒天の補強
といった内容での雨漏り補修工事をご提案しました。

梅雨時期の雨漏りは早期対策が肝心です！

梅雨時期は雨の日が多く、雨漏りが悪化しやすい時期です。放置してしまうと、建物内部への浸水が進み、構造材の腐食やカビの発生につながる恐れがあります。
早めの対策が、大切な住まいを守る上で非常に重要です！

沼津市で梅雨時期に玄関の雨漏りでお困りの際は、ぜひ私たち街の屋根やさん沼津店にご連絡ください。
屋根のプロが迅速に現地調査を行い、お客様の状況に合わせた最適な修理プランをご提案いたします。
天候の安定したこの時期に早めの対策で、梅雨の雨も安心して迎えましょう。