2026.08.07
今回は「今すぐに雨漏りしているわけではないけれど、屋根の状態を一度しっかり確認してほしい」というアパート・マンションの大家様からご依頼をいただき、現場調査へ伺った際の様子をご紹介します。 大切な物件を長く快適に保つためには、雨漏りが起きてから直すのではなく、「起きる前に予防する」…

こんにちは!静岡県沼津市の街の屋根やさん沼津店です。
雨が続く季節になると「ベランダから雨漏りしているかもしれない」「窓枠から水が染みてくる」といったご相談を多くいただきます。雨漏りは目に見える症状が出た時には、建物内部まで被害が広がっているケースも少なくありません。
今回は、伊豆の国市にお住まいのお客様から「1階の窓枠から雨漏りしているので見てほしい」とのご相談をいただきました。
現地調査を行ったところ、原因はベランダ防水の経年劣化でした。築30年以上が経過し、防水層を保護するトップコートも劣化していたため、防水工事をご提案・施工させていただきました。





調査を進めると、ベランダの防水層を保護しているトップコートが経年劣化によって剥がれ、保護機能をほとんど果たしていない状態でした。
トップコートとは、防水層を紫外線や雨風、熱から守るために塗装される保護材です。
トップコートが劣化すると、防水層が直接紫外線や太陽熱の影響を受けるため、防水性能が低下し、雨漏りの原因になることがあります。
今回のお住まいでは、すでにベランダ下にある窓の上部から雨漏りが発生していました。
また、お客様にお話を伺うと、約15年以上ベランダ防水のメンテナンスをされていなかったとのことでした。
一般的にトップコートは約5~10年、防水層も約10~15年を目安に点検・メンテナンスを行うことが推奨されています。
防水工事では、まず劣化したトップコートや傷んだ塗膜を除去するケレン作業を行います。
ケレン作業とは、古い塗膜や汚れ、脆くなった部分を取り除き、新しい防水材がしっかり密着するよう下地を整える大切な工程です。
この作業を丁寧に行うことで、防水工事の耐久性も大きく変わってきます。
ケレン作業が完了した後は、下地調整のためにカチオン系下地調整材を塗布しました。
カチオン材はコンクリートとの密着性に優れ、凹凸や細かな傷を整える役割があります。
下地をしっかり整えることで、防水材が均一に施工でき、長期間安心してお使いいただける防水層へと仕上がります。
今回は通気緩衝工法で施工を行いました。
防水層の下には、目には見えないほど小さな空気や湿気が残っていることがあります。
この湿気は夏場の暑さなどで膨張し、防水層を押し上げることで「防水の膨れ」が発生してしまいます。
通気緩衝工法は、防水層の下に通気層を設けることで、内部に溜まった湿気を逃がし、防水層の膨れを防ぐ工法です。
既存建物の改修工事では特に採用されることが多く、耐久性にも優れています。
通気緩衝工法では、脱気筒(だっきとう)も重要な役割を果たします。
脱気筒は、通気層に集まった湿気や空気を建物の外へ排出するための設備です。
今回はベランダの一番高い位置(水上)へ設置しました。
高い位置に設置することで、湿気が自然に集まりやすくなり、防水層の膨れを効果的に防ぐことができます。
下地処理と通気層の施工が完了したら、新しい防水塗膜を施工します。
防水層は建物を雨水から守る最も重要な部分です。
均一な厚みで施工することで、しっかりとした防水性能を確保しました。
仕上げには、新しいトップコートを塗布しました。
トップコートは防水層を紫外線や熱、雨風から守る役割があり、防水層そのものの寿命を延ばす重要な保護塗装です。
施工前はボロボロになっていたベランダも、美しく仕上がり、防水性能も回復しました。
今回のお住まいは、約20年近くベランダ防水のメンテナンスをされていなかったため、防水層の劣化が進行し、雨漏りにつながってしまいました。
防水工事は雨漏りが発生してから行うよりも、定期的にトップコートの塗り替えや点検を行うことで、建物へのダメージを最小限に抑えることができます。
「ベランダにひび割れがある」
「トップコートが剥がれてきた」
「雨漏りしているかもしれない」
「築10年以上、防水工事をした記憶がない」
このようなお悩みがございましたら、街の屋根やさん沼津店までお気軽にご相談ください。
現地調査・雨漏り点検・お見積りは無料です。お住まいの状態をしっかり確認し、最適な防水工事をご提案いたします。
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