ほとんどの住まいの瓦屋根にある本谷部分。屋根と屋根とが合わさって出来るこの部分を谷といいます。屋根の部分としては、それぞれが皆重要性が高いですが、ひときわ重要なのがこの本谷です。瓦と瓦の間に、金属製の雨樋状に作った受け皿材が瓦の下に納めてあります。当初、この本谷の納め方がしっかり…

沼津市大諏訪の戸建て住宅で、通気緩衝工法にてウレタン防水工事を施工しました。通気緩衝工法は既設のベランダに残っている湿気を施工後も外部に逃がしてあげる効果があり、防水層の膨らみを防ぎます。防水性能に関しても耐久性があります。工程の進みですが、まず下地のケレン、清掃→プライマー下塗…

長泉町の戸建住宅で台風の強風の影響により雨戸のベニアが剥がれてしまいました。建物は自然の多い地域にあります。周りには木もたくさんありますので、１階部分はそれほど被害を受けていないのかと思いましたが、ベニアの表面がかなり剥がされてしまっている状態でした。ほぼすべてのベニアで同じ状態…

一年程前に天井にシミが出来ていつ事に気付きました。小さなシミだったのでそのまま済ましていましたが、半年後位にシミが大きくなっていたり、少し離れて他の場所にもあったので「これはマズイ、何とかしなくては」と思ったとの事でした。 いかにも見るからに雨仕舞が悪そうな屋根の重なり部分です。…

今回は、沼津市で雨漏りが発生しているので、カバー工法を検討しているとの御連絡で現場調査に伺いました。1階の屋根と2階の屋根がそれぞれあるお家で、屋根材はコロニアル屋根です。棟は板金ですが、塗装はされていたようで然程、錆びもないようです。但し、屋根材は雨漏り修理の為か、あちらこちら…

建物が古くなったり、塗装表面の傷みが顕著に出るのが意外と軒裏です。屋根の裏面なので雨がほとんどかからず、大丈夫な場所のように思いますが、意外と傷み易い場所です。屋根の勾配と並行している場合はそうでもないですが、水平に張ってある場合は水滴がいつまでも残っています。 また窓の上に付い…

こんにちは！！今日は一日晴れそうです。塗装をしたいのですが、昨日の雨が乾かず、午後からの工事になりそうです。なかなか進まなくて困ります。さて、今日は玄関のドアの塗装をして行きます。僕の中で、玄関ドアは一番の難所です。入居者さんが皆さんご在宅であれば問題はないのですが、中々このご時…

こんにちは！！さっき雷が鳴っていました。春の嵐ですかね？寒くなったりするので体調管理に置きお付けを！さて、今日は三島市のアパートの手すり（鉄部）を塗装しました。この前まで鉄部の下地をワンツーマイルドと言う錆止めと下地材がひとつになった下地材を使いました。 前回、の下地塗装にワンツ…

今日は、いよいよ外壁塗装の最終工程の上塗り作業をしていきます。前回、中塗りしたセラMシリコンⅢを再度重ね塗りしていきます。色が一緒なので、順番に塗り残しが無いように丁寧に作業していきます。塗膜の厚みにも注意しながらローラーで塗らないと、十分な塗料の性能を発揮できない状況になります…

屋根の塗替え工事は過去に一度塗り替えた記憶があるとの事でした。築４０年以上経っているとの事ですが、その間に１度だけの塗り替えという事は単純に２０年に一度という事になります。立地条件などにもよりますが、錆びや剥がれの状態から推測して、前回の塗装から３０年前後経っているように思いまし…

地震の被害に遭って屋根瓦がずれて割れ散った訳ではありません。その原因は本谷部分の両側部分の斜めに切り落とした小さな瓦が、しっかり固定されずに複数枚ズレ落ちてしまった状態のものです。 瓦の裏側には横桟に引っ掛けるための爪が２カ所ありますが、切り落とす事によってその爪が１カ所になって…

先日、サイディング塗装の為のプライマーを塗りました。目地のシーリングの上にも、しっかりと塗っていきます。目地シーリングを保護する為には、塗装が欠かせないのです。今日は、天気も良く、中塗りをしていきます。今回使用する外壁塗料は、関西ペイントのセラMシリコンⅢになります。こちらの製品…

こんにちは！！最近、2日に1回位の割合で雨が降っていますね。仕事が進まずまいっています。早く晴れるといいなぁさて、今日は、番外編で外壁の補修の工事になります。現状行っている三島市のアパートの外壁補修です。下塗りの際に特にひどかった部分は剥がして下地を作りました。 下塗りの最中に発…

木造２階建て和瓦葺きです。こちらの写真は既に工事が終了し、完成写真です。今回の工事は、屋根の一番高い部分の棟という名の面戸部分の不良による改修工事を行ないました。面戸部分に詰め物のモルタルが、経年劣化や振動などによりボロボロ崩れ、面戸に接しているのし瓦や棟瓦が傾きだしてしまいまし…

瓦の形状はご承知の通り、雨水が流れやすく緩い溝のように波がうねったように成形されています。この波がうねったような曲線と、まっすぐな直線の瓦が重なる時、そこに緩やかな形状の隙間が生まれます。この部分を業界用語で面戸部分といっています。面戸部分はこの部分に限らず，割と多くの場所にあり…