2026.10.09
今回は沼津市内にお住まいのお客様より「先日の台風で自宅の波板が強風で飛ばされてしまったので、きれいに直してほしい」と緊急のご依頼をいただき、波板の交換工事を実施いたしましたので、その様子をご紹介いたします! 台風の強風で波板が飛散!待ちに待ったポリカーボネートの入荷と現地調査 「…
今回被害に遭われた軒天材は、おしゃれで温かみのある「木目調の化粧合板(けしょうごうはん)」というタイプでした。
ここで少し専門的なお話をさせていただきますと、一般的に建築業界で現在よく使われている木目調の軒天材は、木目の溝(目地)の間隔が「75mm」のタイプが主流となっています。しかし、今回お客様のお家で使われていた既存の目地間隔を測ってみると「100mm」であったため、まったく同じものを探し出すのには正直かなり苦労いたしました。
さらに困ったことに、この100mm幅の特殊な部材はメーカーでのバラ売り出荷が不可となっており、一度に「箱売り(10枚入り)」で大人買いしなければならない状況でした。今回の部分的な補修修理だけであれば、板の大きさ換算(2尺×8尺)で2枚もあれば十分に足りる量です。そこで、お施主様にすぐにご相談させていただいたところ「せっかく直すなら、周囲のデザインと違和感が出ないように幅をしっかり合わせたい!」とのご希望をいただいたため、ご納得の上で箱買いにて対応させていただくことになりました。
新しく張り替えた部分の木目調ボードは、元々の軒天材が長年の経年変化や日焼け、さらには過去に塗装されていたメンテナンスの影響などもあって、ナチュラル色(やや黄色みがかった優しい色合い)から変化していたため、どうしても新しい部分とは多少色味が異なって見える状態になります。
もちろん、既存の色味に合わせて職人が現地で調色して塗装することも可能ですが、今回はお客様とご相談の結果、そのままの状態で自然に仕上げる形となりました。また、軒下の湿気を外へ逃がすために非常に大切な役割を持っている「通気口(有孔ボードなどの換気部材)」についても、まだしっかり使える既存のものを大切に取り外し、新しいボードに合わせて丁寧に再利用して取り付けることで、機能性を損なわないように仕上げました。
すべての施工が綺麗に完了し、風で剥がれていた部分がすっきりと美しく蘇ったお住まいをご覧になり、「これで一安心です、本当にありがとう!」とお施主様にも大変喜んでいただくことができました。
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