2026.10.06
今回は、伊豆の国市にお住まいのお客様より「築30年を迎えて屋根の傷みが気になってきた」とご相談をいただき、平屋建て住宅の現地調査にお伺いした際の様子をご紹介いたします! 築30年・一度もメンテナンスをしていない切妻屋根の現地確認 今回調査にお伺いしたのは、伊豆の国市にある築30年…
先日、長年の汚れや古い塗膜、カビなどをすっきりと落とす「高圧洗浄」の作業が無事に完了しております。本日はその次のステップとして、屋根材の表面へと専用の「下塗り」を行っていきます。
この下塗りという工程は、現在屋根に付いている古い塗料と、新しく上から重ねていく新しい塗料との「密着性(くっつきやすさ)」を極限まで高めるために、絶対に欠かすことのできない非常に重要な下地処理となります。ここを疎かにすると、どんなに高価な塗料を使っても数年で剥がれてしまう原因になるため、職人が一つひとつの屋根材にしっかりと染み込ませるように丁寧に塗り進めていきます。
下塗りがしっかりと乾燥したのを確認したら、次はいよいよ「中塗り(なかぬり)」の作業へと移行していきます。
今回お客様が選ばれたお気に入りの新しい仕上げの色を用いて塗っていくため、この中塗りの段階からお家の印象がガラリと変わり、仕上がり具合が段々と目で見えてくる楽しいタイミングでもあります。職人も「綺麗に仕上がっていくお客様のお家を見るのが一番のやりがいだな」と、さらに気合が入る瞬間です。
また、今回の屋根塗装でも、カラーベスト(スレート)屋根の必須アイテムである「タスペーサー」の挿入をしっかりと行っていきます。
この「タスペーサー」とは、スレート屋根の重なり部分に挟み込むことで、毛細管現象による雨水の吸い上げや、万が一屋根材の内部に雨水が浸入してしまった際に、その水分がスムーズに逃げていくための「絶妙な隙間」を強制的に確保してくれる、非常に重要な役割を担っている小さな名脇役の製品なのです。これがあることで、塗装後にありがちな雨漏りトラブルを完璧に防ぐことができます。
十分な乾燥時間をしっかりと置いたのち、最後はいよいよ仕上げとなる「上塗り(う和塗り)」の作業へと入っていきます。
職人は、塗料の「塗膜の厚み」に細心の注意を払いながら、色ムラなどが一切生じないようにハケとローラーを駆使してしっかりと丁寧に塗り重ねていきます。この「塗膜の適正な厚み」こそが、屋根塗装の持ちを左右する非常に重要なポイントです。塗料メーカーがカタログ等でうたっている「耐用年数(何年持つか)」という数値は、あくまでメーカーが定める正しい厚みがあってこそ初めて発揮されるものだからです。
塗料の膜が薄すぎると、紫外線や雨風に対する「耐候性」を十分に維持できず、塗料自体の持続性がガクッと落ちてしまいます。また、頑丈な塗料の膜で屋根材全体を隙間なく保護しているからこそ、屋根材自体が雨水を吸い込んでしまったり、夏の強烈な太陽熱をダイレクトに受けて反ってしまったりするのを防ぐことができます。もしここを怠ると、スレートの割れや反りが生じ、最終的には大切なお家の中への雨漏りに繋がってしまう大きなリスクを抱えることになります。そうならないためにも、街の屋根やさん沼津店では、妥協のない丁寧な塗り重ねを徹底しています。
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