2026.05.29
近年、大きな地震のニュースをテレビで目にする機会が増え、「自宅の耐震性は大丈夫だろうか」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。 今回のお客様も、地震で瓦屋根の住宅が大きな被害を受けている映像をご覧になり、「東海地震に備えて家の負担を減らしたい」とご相談くださいました。 そこ…
こんにちは、街の屋根やさん沼津店です!
最近は突然の雨や強風も多く、「屋根から雨漏りしている」「天井にシミが出てきた」といったご相談が増えています。
今回は裾野市のお客様より、「長年補修してきた屋根だけど、また雨漏りしてしまった」とのご相談をいただき、現場調査へ伺いました。
実際に屋根を確認すると、これまで何度も補修を繰り返してきた跡があり、瓦屋根全体に経年劣化が進行している状態でした。
今回のお宅は、築年数がかなり経過している瓦屋根のお住まいでした。
雨漏りの原因にはさまざまな要因がありますが、最も多いのは「経年劣化」です。
屋根は毎日、紫外線・雨・風・気温差などの影響を受け続けています。
そのため、どんな屋根材でも年月とともに少しずつ劣化が進んでいきます。
特に瓦屋根は耐久性が高い反面、下地や漆喰、板金部分などは定期的なメンテナンスが必要になります。
調査を進めると、以前に他社様で施工された「ラバーロック工法」の跡が確認できました。
ラバーロック工法とは、瓦同士のつなぎ目にシーリング材(コーキング材)を施工し、瓦のズレや落下を防ぐ補修方法です。
強風対策として有効な工法ではありますが、使用されるシーリング材にも寿命があります。
今回の現場では、そのシーリング材が劣化によって剥がれ、崩れ落ちている状態でした。
一般的にラバーロック工法の耐用年数は5年〜10年程度とされており、年数が経過すると再び補修が必要になります。
また、施工後は瓦同士が固定されるため、瓦の再利用が難しくなるケースもあります。
屋根には現在使われていない太陽熱温水器も設置されたままでした。
このような設備は、屋根の葺き替え工事を行う際には撤去が必要になります。
長年使用していない設備をそのままにしておくと、屋根への負担やメンテナンス性の低下にもつながるため、今回のようなタイミングでの撤去がおすすめです。
屋根全体を確認すると、瓦の割れやズレ、ヒビなどが数多く見受けられました。
さらに、瓦の間には異物も入り込んでおり、雨水の流れを妨げている状態でした。
過去の補修跡も複数確認でき、部分的な修理を繰り返してきたことが分かります。
しかし、経年劣化が進んだ屋根は、一部分を直しても別の箇所から不具合が発生するケースが少なくありません。
瓦屋根には「漆喰(しっくい)」という材料が使用されています。
漆喰は、瓦の固定や雨水の侵入防止など重要な役割を持っていますが、紫外線や雨風、寒暖差によって徐々に劣化していきます。
今回の現場でも、漆喰が痩せて隙間ができている状態でした。
漆喰の劣化を放置すると、瓦のズレや雨漏りにつながるため注意が必要です。
屋根の谷部分にある「谷板金(たにばんきん)」にも劣化が見られました。
谷板金とは、屋根の谷になっている部分に設置される板金で、雨水を集めて流す重要な箇所です。
しかし今回は、経年劣化に加え、剥がれたシーリング材などが雨水の流れを妨害していました。
谷部分は特に雨漏りが発生しやすい場所のため、定期的な点検が重要です。
しかし、金属屋根部分にはサビが発生し、一部は剥がれ落ちている状態でした。
金属屋根はサビ対策として塗装による保護がされていますが、年月の経過とともに塗膜が劣化し、防水性能が低下していきます。
そのまま放置するとサビが広がり、最終的には穴が開いて雨漏りにつながることもあります。
そのため、金属屋根は10年前後を目安に塗装メンテナンスを行うことをおすすめしています。
屋根の劣化は、普段なかなか目にすることができません。
そのため、「気付いた時には雨漏りしていた」というケースも少なくありません。
特に築年数が経過した瓦屋根は、定期的な点検とメンテナンスを行うことで、大きな修理を防ぐことにつながります。
裾野市周辺で、
・雨漏りが気になるこのようなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
現地調査から最適な修理・リフォーム方法まで、丁寧にご提案いたします。
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