2026.02.12
函南町のお客様より今回は「屋根の劣化が気になる」とのご相談をいただき、現場調査にお伺いしてきました。 お話を伺うと、築年数は約40年。これまでに一度、屋根の塗装メンテナンスを行っているとのことでした。 庇(ひさし)の劣化が進行していました 現地で確認したところ、特に劣化が目立って…
このたびは、雨の日に「天井や壁にシミが出た…」ということでご不安になられ、弊社へご相談いただきました。実は「瓦屋根だから大丈夫」と思っていた、というお客様も少なくありません。ですが、長年住まわれてきたお家では、瓦の経年劣化や下地の傷み、防水紙の劣化などから、気づかないうちに雨漏りが進行しているケースもあります。
今回は、沼津市のお宅にて和瓦屋根からの雨漏りの可能性があるとのことで、私たちが現地調査に伺い、原因を探ることになりました。
お宅へお伺いし、まず室内の被害状況を確認いたしました。壁の塗り壁部分にはシミ跡があり、天井部分もよく見たところ、敷目板(天井板)が雨漏りによって“ふやけて”いたり、一部では剥がれ落ちている部分も見受けられました。
また、そのシミ跡の位置は“壁の上部から下へ伝わっている”ような形状で、単に壁の表面だけが汚れている、というよりは「屋根またはもっと上の部分からの浸水」によるものと推測されました。
これは、雨水が瓦の下の防水層(防水紙や下地)を通って、屋根裏〜天井を経由して壁へ流れ出た可能性があるサインです。
天井裏には断熱材が入っていると思われ、そのまま浸水が続けば、断熱材の吸水、腐食、カビの発生なども考えられます。また、敷目板の浮きや剥離が進行すれば、見た目だけでなく天井の強度・安全性にも影響が出る恐れがあります。
そのため、今回はとりあえず「雨漏りの原因を探ること」が最優先と判断しました。原因を確定したうえで、必要であれば天井の敷目板および断熱材の交換も検討する、という流れでご提案させていただきました。
お宅は木造2階建てで、雨漏りが起きているのは2階の角柱付近。下屋と外壁の取り合いの真下あたりからの浸水がうかがえ、角柱の真下ということで、構造上重要な柱へ影響が及ぶ可能性もあり、大きな問題です。
下屋の瓦そのものには見た目で大きな異常は認められませんでしたが、屋根の下に収められている「防水紙(ルーフィング)」には明らかな劣化が見られ、経年による防水性能の低下が疑われます。また、激しい風雨のときだけ漏れて、通常では目立たない──という「散発的かつ条件依存の雨漏り」は、原因の特定を難しくします。
このような“普段は見えない”取り合い部や屋根下地、防水層の不具合は、外壁塗装などで見た目を整えてあっても雨漏りを招く典型例です。実際、瓦屋根における「下屋と外壁の取り合い」は一般的に雨漏り発生箇所ランキングで上位に挙げられています。
瓦屋根では、屋根と外壁の取り合い部分に「捨て谷板金(または水切り板金)」を設置し、水が屋根裏や壁の内部に侵入しないように雨の通り道を確保するのが理想的な施工方法です。
捨て谷板金が適切に設置され、かつ「水返し(立ち上がり部分)」が確保されていれば、横風や強風のときの吹き込み雨にも耐えうる施工となります。ところが、今回お伺いしているお宅では、その“捨て谷の施工がされているかどうか”が不明であり、確認には瓦の取り外しが必要と判断しました。
一時的な屋根の見た目では問題がなくても、内部の板金・谷・下地の収まりが甘ければ、雨水は屋根裏や壁の中を通り、角柱などの構造部にダメージを与える要因となりえます。実際、こうした取り合い部からの雨漏りは、壁や柱、断熱材などの腐食・劣化につながり、建物全体の耐久性に影響が出ることが報告されています。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん沼津店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2026 街の屋根やさん All Rights Reserved.