2025.10.23
部分葺きかえで屋根下地も新たに! 伊豆市にお住まいのみなさま、こんにちは。街の屋根やさん沼津店です。今日の現場ブログは前回に引き続き、強風で水切り板金が剥がれ、軒先の部分葺き替え工事を実施することになった伊豆市のお客様宅での屋根工事の様子をお届けします!※前回の現場ブログ:伊豆市…
スレート屋根とは、セメントと繊維素材を圧縮して作られた板状の屋根材です。
軽量で見た目もスタイリッシュなため、昭和から現在まで広く採用されています。
きちんと定期的に塗装やメンテナンスを行えば、約30年ほどの耐久性を保つことができます。
ただし、スレート材の中には塗装によるメンテナンスができないタイプもあります。
こちらについては別の記事で詳しくご紹介いたします。
現場に到着し、さっそく屋根の状況を確認します。
お客様ご自身で応急処置としてブルーシートをかけてくださっていたのですが、シートをめくると想像以上に被害が広がっており、屋根材が大きく飛ばされてしまっていました。
これでは雨水が直接入り込んでしまう状態です。
室内から確認すると、天井裏や断熱材まで湿っており、すでに雨漏りの被害も出ていました。
被害はスレート材だけでなく、屋根の内部構造にも及んでいました。
防水シート(ルーフィング)と、その下にある野地板(のじいた)も一緒に剥がれ落ちている状態です。
💡【用語説明】
野地板とは、屋根の一番下にある「下地材」で、一般的には厚さ12mmのベニヤ板が使用されます。
その上に防水シート(ルーフィング)を敷くことで、雨水の侵入を防ぐ構造になっています。
また、屋根の頂上部分にある棟(むね)も、強風の影響で一部が飛びかけており、こちらも交換が必要な状態でした。
棟の交換時には、下地となる木材も併せて新しくします。
最近では、木材の代わりに樹脂製の下地材を使用するケースも増えています。
樹脂タイプは腐食しにくく耐久性も高いですが、木材よりもコストがやや上がります。
今回のように屋根が剥がれてしまった場合、早急な復旧工事が必要です。
お施主様にも現状を丁寧にご説明し、今後の修繕プランをご提案させていただきました。
台風や強風などの自然災害は予測が難しいですが、定期的な点検と早めのメンテナンスによって、被害を最小限に抑えることができます。
当社では、屋根の点検・補修・葺き替えのご相談を無料で承っております。
「最近屋根が古くなってきた」「台風のあとが心配」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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