
2025.10.17
屋根の劣化にお悩みではありませんか? 沼津市のみなさまこんにちは。街の屋根やさん沼津店です。今回は、沼津市のお宅で実施した屋根塗装の様子をご紹介します!築35年が経過し、屋根の光沢の消失や水はけの悪化、さらには一部棟板金の剥がれといった経年劣化の症状が見られたお宅です。屋根は、一…

こんにちは!朝晩が少しずつ涼しくなり、秋の気配が感じられるようになってきましたね。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、皆さまもどうぞご自愛ください。
さて、今回は沼津市内にお住まいのお客様より、「気づけば屋根の塗装をしてからもう12年経っていたんです…!」というご相談をいただきました。以前は7〜8年ごとにしっかりメンテナンスをされていたとのことですが、お忙しい日々の中でタイミングを逃してしまったそうです。
屋根は毎日、雨・風・強い日差しにさらされる過酷な場所。だからこそ、定期的な塗装がとても重要になります。今回は屋根塗装の他にも「タスペーサー」という部材の設置をおすすめし、より長持ちする施工を行いました。
まずは屋根の状態をしっかりと確認します。今回の屋根材は「カラーベスト(スレート瓦)」と呼ばれる薄い板状の屋根材。軽量で施工しやすい反面、塗膜が劣化すると雨水が染み込みやすくなるため、こまめなメンテナンスが必要です。
目視と打診によるチェックの結果、塗膜の退色や細かいひび割れが見られました。また、12年経過しているため、防水性もほぼ失われている状態でした。
今回の工事では、「タスペーサー」の取り付けを新たに行いました。
タスペーサーとは、カラーベスト屋根の重なり部分(隙間)を確保するための小さな部材です。塗装後に屋根材同士が塗料で密着してしまうと、雨水の逃げ道がふさがれてしまい、内部に水がたまりやすくなります。これが雨漏りの原因にもなるのです。
そのため、タスペーサーをあらかじめ差し込んでおくことで、適度な隙間を保ち、屋根内部に入った水分がきちんと排出できるようにするのが目的です。
最近では、屋根塗装の際にタスペーサーを取り付けるのが一般的になってきました。当社でも強く推奨している工法のひとつです。
塗装前には、屋根全体の高圧洗浄を行い、長年の汚れやコケ、劣化した塗膜をしっかりと落とします。これにより、塗料の密着性が向上し、仕上がりの美しさと耐久性にも大きく影響します。
洗浄後には細かなひび割れや釘の浮きなどをチェックし、必要に応じて補修作業を行います。
屋根塗装は「下塗り→中塗り→上塗り」の3工程で仕上げていきます。
・下塗り:劣化した屋根材に塗料が吸い込まれすぎないよう、下地を整えるための工程です。
・中塗り・上塗り:仕上げ用の塗料を2回に分けて丁寧に塗り重ねます。これにより、耐久性や防水性、そして美しいツヤを実現できます。使用する塗料は、お客様のご要望や屋根材の状態に合わせて最適なものを選定しています。今回は耐候性に優れた「遮熱塗料」を使用しました。夏場の室内温度の上昇を抑える効果が期待できます。
屋根の上は、私たちが思っている以上に厳しい環境です。夏場は表面温度が80℃近くまで上がることもあり、まさに目玉焼きが焼けそうなレベル。一方で冬には、気温が氷点下にならなくても、屋根表面は冷え込み、塗膜のひび割れに染み込んだ水分が凍って膨張し、さらにダメージを与えてしまいます。
このような温度差や湿気に日々さらされているため、屋根の劣化は想像以上に進行が早いのです。だからこそ、「10年に一度の塗装メンテナンス」がとても大切になります。
今回は築12年を迎えたお住まいの屋根を、タスペーサーの取り付けを含む塗装工事によって、しっかりとメンテナンスさせていただきました。
屋根は普段見えない場所だからこそ、痛みを放置してしまいがちですが、雨漏りや内部腐食につながる前に早めの対処が肝心です。
「うちはそろそろ何年経ったかな?」と思った方は、まずは無料の点検からお気軽にご相談ください。
私たちが丁寧にチェックし、最適なご提案をさせていただきます!
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん沼津店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2025 街の屋根やさん All Rights Reserved.