
2025.07.21
沼津市で経年劣化したベランダ床の防水層が復活!艶のある美しい仕上がりに 沼津市で実施した戸建てベランダの防水工事。今回の現場ブログでは完了までの様子をご紹介します! 施工前:沼津市のお客様宅ベランダ(※普段はジョイントタイルを敷いてあり剥がした後の写真です)これまでの作業様子はコ…

こんにちは!
台風が過ぎて、また急に暑さが戻ってきましたね。
年々気温が上がっているように感じて、来年の夏が今からちょっと心配です……。
さて、今回は裾野市にお住まいのお客様から、「外壁がめくれ落ちてきてしまったので見てほしい」というご相談をいただき、現地調査に伺いました。
現場に到着してまず目に入ったのが、ツル植物が絡まっている部分の外壁が一部落ちてしまっている状態でした。
そのすぐそばには雨樋(あまどい)もありました。
※雨樋とは…屋根に降った雨水を集めて排水するための筒状の設備です。
お客様は、「長年、雨が直接当たっていたせいで劣化して崩れたのでは」とおっしゃっていましたが、実際に詳しく見てみると、どうやら別の原因が考えられそうです。
次に確認したのが軒(のき)の下の様子です。
軒下にはコケがびっしりと生えており、これは明らかに湿気がこもっているサインです。
このような症状は、ベランダの防水機能の劣化が原因であることがよくあります。
ベランダの排水がうまくできていないと、雨水や湿気が建物内部に浸透し、外壁や軒にダメージを与えることがあるのです。
実際に、雨樋の周辺を中心に外壁の劣化が目立っていました。
ベランダに上がって調査を続けると、見た目には特に異常がないように思えましたが、近づいて床を踏んでみると「ブカブカ」と沈む感触がありました。
これは、床下に水分が染み込んでいるサインであり、防水層の下で漏水が発生している可能性が高いです。
排水口まわり、特に排水管との接合部やその近くが怪しいと見ています。
このようなケースでは、床材を一度剥がして内部の状態を確認しないと、正確な原因は特定できません。
ちなみに、ベランダには排水口が3か所ありましたが、問題が見られたのは1か所のみでした。
残りの2か所は正常に機能しており、特に異常は見られませんでした。
以上の状況をご説明したところ、お客様は「まずは家を建てた工務店に相談してみます」とのお返事でした。
幸いなことに、今回の漏水は室内には達しておらず、内装への被害がなかったのが救いでした。
今回のように、見た目では分かりにくい部分から建物が劣化してしまうケースは少なくありません。
特に、ベランダの防水層は10年を目安に点検やメンテナンスをおすすめしています。
雨漏りや外壁の剥がれが発生する前に、ぜひ一度チェックしてみてください。
「ちょっと気になるかも…」という場合は、お気軽にご相談ください。
私共では、地元沼津を中心に、三島、裾野、長泉、清水町、函南町、伊豆の国で安心安全大満足リフォーム&屋根外壁外回り&新築住宅を施工していきます。
お住まいのご相談はお気軽にご連絡ください。
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