2026.07.16
外壁塗装工事は「見えない準備」がとても大切です 外壁塗装というと「塗る作業」を思い浮かべる方が多いと思いますが、実は長持ちする塗装工事には、塗る前の準備がとても重要です。 今回は沼津市のお客様宅で、外壁塗装工事のための仮設足場設置から、高圧洗浄、コーキング補修までの様子をご紹介し…
こんにちは!街の屋根やさん沼津店です。
桜が満開となり、春らしい暖かな日が続いていますね。現場へ向かう道中でも美しい桜が咲き誇り、気持ちよく作業を進めることができました。
今回は三島市にあるアパートで進めている屋根・外壁塗装工事の様子をご紹介します。
前回は屋根と外壁の高圧洗浄を行い、長年蓄積した汚れやコケ、古い塗膜をしっかり洗い流しました。十分に乾燥期間を設けたため、本日は塗装前の大切な工程である「タスペーサーの設置」と「養生作業」を行っていきます。
まずは屋根へ上がり、タスペーサーを取り付けていきます。
「タスペーサー」という言葉はあまり聞き慣れないかもしれませんが、スレート屋根(カラーベスト・コロニアル屋根)の塗装では非常に重要な部材です。
タスペーサーは、屋根材と屋根材の間に適切な隙間を確保するための小さな部品です。
屋根を塗装すると、塗料によって屋根材同士が密着し、水の通り道が塞がれてしまうことがあります。すると、万が一屋根材の内部へ入り込んだ雨水や結露による水分が排出できず、内部に溜まってしまいます。
その状態が続くと雨漏りや屋根下地の腐食につながる恐れがあるため、タスペーサーを設置して排水経路を確保することがとても大切です。
タスペーサーは屋根材の状態を確認しながら、およそ15cm間隔で一枚一枚取り付けていきます。
設置すると屋根材がわずかに持ち上がり、適切な隙間が確保されます。
この作業を屋根全体に行うことで、塗装後も屋根本来の排水機能を維持することができ、雨漏りのリスクを大きく軽減できます。
見えなくなってしまう部分だからこそ、手を抜かず丁寧に施工することが大切です。
続いて養生作業を進めました。
養生とは、塗装しない部分をビニールシートや専用テープで覆い、塗料の飛散や汚れを防ぐための作業です。
この工程を丁寧に行うことで、建物を汚さず、美しい仕上がりにつながります。
反対に養生が不十分だと、窓ガラスやサッシ、設備機器などに塗料が付着してしまい、清掃や補修に余計な時間がかかってしまいます。
塗装工事では、仕上がりだけでなく、このような下準備も非常に重要な工程です。
養生では、窓まわりやサッシ、配電盤などを一つひとつ丁寧に保護していきました。
また、今回はドアも塗装する予定ですが、工程の都合上、先に周囲の養生を済ませています。
塗装の順番を考えながら養生を行うことで、作業効率が良くなり、仕上がりもよりきれいになります。
細かな部分まで丁寧に施工することが、高品質な塗装工事には欠かせません。
床面も専用の養生シートでしっかり保護しました。
塗料が床に付着すると簡単には落とせず、美観を損ねてしまうことがあります。
入居者様や工事関係者が安全に歩行できるよう配慮しながら、必要な範囲を丁寧に養生していきました。
見えない部分への気配りこそ、お客様に安心していただける施工につながると考えています。
本日は天候にも恵まれ、三島市は快晴の中で予定していたタスペーサーの設置と養生作業を無事に完了することができました。
これで塗装前の下準備が整いましたので、次回はいよいよ外壁塗装へと進んでいきます。
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