2026.06.26
お客様からご連絡をいただき、すぐに現地へお伺いして屋根の状況を確認しました。屋根材が飛散すると、その部分から雨水が入り込み、雨漏りにつながる恐れがあるため、早めの点検・対応がとても重要です。 強風で飛散したカラーベストの状況 考えられる原因としては、 経年劣化によって屋根材が割れ…
築年数が経過したお住まいでは、屋根や外壁の防水性能が少しずつ低下し、気付かないうちに雨漏りが進行しているケースが少なくありません。
特に玄関屋根は毎日目にする場所ですが、屋根の上まではなかなか確認できないため、不具合の発見が遅れてしまうことがあります。
今回は、三島市にお住まいのお客様より、「玄関屋根が傷んで雨漏りしている。強風のたびに屋根材が飛んでしまい、近隣にも迷惑がかかりそうなので何とかしたい」とご相談をいただきました。
早速現地調査を行い、建物の状態を詳しく確認していきます。
お伺いした建物は、築40年ほどの趣のある和風住宅でした。
まずは玄関ポーチの屋根を確認すると、屋根の裏側には雨漏りによるシミや変色が広範囲に見られました。
玄関ポーチとは、玄関の上に設けられた小さな屋根のことで、雨の日でも出入りしやすくする大切な部分です。
この屋根で雨漏りが起きると、建物内部だけでなく木材にも大きなダメージを与えてしまいます。
さらに下から確認すると、軒先にある軒天(のきてん)が大きく傷んでいました。
軒天とは、屋根の裏側に貼られている天井材のことで、屋根内部を保護するとともに、美観を保つ役割があります。
今回の現場では軒天が腐食して剥がれ始めており、全体的に黒ずみやシミも確認できました。
このような変色や腐食は、短期間で起こるものではありません。
長い年月をかけて雨水が入り続けたことで木材が水分を吸収し、徐々に傷みが進行していたと考えられます。
見た目以上に内部まで劣化が進んでいる可能性が高い状態でした。
さらに詳しく点検すると、屋根から侵入した雨水の影響は軒裏だけではありませんでした。
外壁と接している梁(はり)にも劣化が見られ、表面にはクラック(ひび割れ)が発生していました。
梁とは建物を支える重要な構造材です。
特に和風住宅で使われる丸太梁は丈夫な木材ですが、長期間雨水にさらされることで内部まで腐食が進み、強度が低下してしまいます。
実際に確認すると、丸太梁の一部は内部が柔らかくなっており、腐食が進行している状態でした。
ここまで傷みが進むと、表面だけを補修するのではなく、建物全体の状態を考慮したリフォームが必要になります。
さらに下屋(げや)の屋根も確認すると、屋根材には大きな穴が開いており、空が見えてしまうほど傷みが進行していました。
下屋とは、母屋から張り出した一段低い屋根のことです。
本来であれば雨風から建物を守る重要な役割がありますが、これだけ穴が開いてしまうと屋根としての機能はほとんど果たせません。
雨が降れば直接雨水が建物内部へ入り込み、通常とは異なる水の流れになるため、木材の腐食や雨漏りをさらに悪化させてしまいます。
また、強風時には屋根材が飛散する危険性もあり、ご家族だけでなく近隣住宅へ被害を及ぼす可能性もある非常に危険な状態でした。
今回の調査では、長年の雨漏りによって玄関屋根だけでなく、軒天や梁、下屋まで広範囲に劣化が進行していることが確認できました。
雨漏りは「少しだから大丈夫」と放置してしまうと、建物の構造部分まで傷めてしまい、補修範囲や工事費用が大きくなることも少なくありません。
「最近天井にシミができた」「屋根材が浮いている」「築30年以上で一度も屋根を点検していない」という方は、一度専門業者による点検をおすすめします。
私共では、地元沼津を中心に、三島、裾野、長泉、清水町、函南町、伊豆の国で安心安全大満足リフォーム&屋根外壁外回り&新築住宅を施工していきます。お住まいのご相談はお気軽にご連絡ください。
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