2026.06.04
長年の紫外線や雨風の影響により、既存のカラーベスト屋根に劣化が見られたため、今回は屋根の「カバー工法」でリフォームを行いました。 新しく施工する屋根材は、超軽量で耐久性に優れた屋根材「セネター」です。軽量でありながら強度も高く、台風や地震などの自然災害にも強いことから、近年とても…
毎日暑い日が続いていますね。夏は突然のゲリラ豪雨も多く、雨漏りのお問い合わせが増える時期でもあります。
「天井にシミができた」「軒先の木が傷んでいる気がする」など、小さな異変が大きな修理につながることもありますので、気になる症状がありましたら早めの点検がおすすめです。
今回は、築50年以上の瓦屋根で発生した雨漏り調査の様子をご紹介します。
お客様から「ケラバ側の軒裏が傷んでいるようなので見てほしい」とご相談をいただきました。
ケラバとは、切妻屋根の妻側(雨樋が付いていない側)の屋根の端部分を指します。
この部分は普段あまり気にすることがありませんが、下から見上げた際に軒裏の変色や腐食に気付くことがあります。
実際に屋根へ上がって調査を行うと、棟瓦とのし瓦にズレや傾きが確認できました。
今回の雨漏りは、棟瓦(屋根の一番高い部分の瓦)とのし瓦部分から雨水が浸入したことが原因と考えられました。
調査すると、一番下ののし瓦を支えている「面戸(めんど)」と呼ばれる部材が、長年の風雨や地震・振動の影響によって風化し、位置がズレていました。
瓦そのものは丈夫でも、瓦を支える部材の劣化によって雨漏りが発生するケースは決して珍しくありません。
今回のお住まいは築50年以上。
現在の屋根では、防水シート(ルーフィング)を野地板の上に敷いてから瓦を施工するのが一般的ですが、この時代の住宅では現在とは異なる工法が採用されていました。
さらに古い時代になると、単板ではなく桧(ひのき)の皮を何枚も重ね、防水層として使用していたと言われています。
こうした昔ながらの工法は非常に優れた技術ですが、長年雨水が入り続けると木材は徐々に腐食し、防水性能も低下してしまいます。
今回も、棟から浸入した雨水が屋根内部へ入り込み、野地板を伝いながらケラバ部分へ流れていました。
長年少しずつ雨水が流れ続けたことで、野地板は腐食し、軒裏にも傷みが現れていました。
住宅メーカーや工務店の保証期間は一般的に10年程度ですが、保証の対象は建物すべてではありません。
また、保証期間を過ぎた建物は、多くの場合、有償での修理対応となります。
築15年前後を過ぎる頃からは、屋根や外壁など目に見えない部分の劣化も進み始めます。
そのため、保証が切れてから5年ほど経過したら、2~3年に一度は屋根や外壁の点検を受けることをおすすめします。
点検には多少の費用がかかる場合もありますが、大きな雨漏りや構造材の腐食が進んでしまってから修理するよりも、はるかに費用を抑えられるケースがほとんどです。
建物を長く安心して使い続けるためには、「壊れてから直す」のではなく、「傷む前に点検する」という考え方がとても大切です。
私共では、地元沼津を中心に、三島、裾野、長泉、清水町、函南町、伊豆の国で安心安全大満足リフォーム&屋根外壁外回り&新築住宅を施工していきます。お住まいのご相談はお気軽にご連絡ください。
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