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三島市内、カラーベスト葺き屋根の棟被せ板金材を大きく影響させる大貫材
住宅の寄棟屋根で登り棟・本棟部分の被せ板金の傷みがひどく、それを固定するための大貫材が所々腐っていました。
今回はそちらすべてを総取替えする事になりました。
カラーベスト材も塗替え時期を数年過ぎてしまい、合わせて工事することに成りました。
大貫材での下地材づくりを行ないます。
大貫材の腐れなどの大きな原因は、被せ板金を固定するのに被せ板金の横側から釘打ちして固定します。そして釘頭から雨水が浸入しないようにシーリングを施します。
大貫材を取付け時に大貫材が生木であったりすると、木が乾燥すると微妙に木が痩せた状態になります。
こうなると被せ板金と大貫材の間に隙間が出来てしまいます。
強風が吹いたり、真夏時に被せ板金が膨張したりその繰り返す事により釘穴が大きくなってきます。
これらの諸々の悪条件で釘穴から雨水が僅かづつ浸入し始めます。
やがて釘が効いていなくなってしまったり、釘が抜けてしまったりなどの状態になってしまいます。
屋根の調査を依頼され、棟や登り棟付近を重点的にチェックすると、全体の40~50%くらいの割合で釘が浮いていたり、釘は抜けて釘穴だけが開いていたりの状態です。
これらの原因は大貫材が生木(グリーン材)を使用していた事。釘打ち時にしっかりシーリングしていなかった事。
シーリング材の材質が粗悪商品を使用していたなどが挙げられます。
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