外壁塗装の下塗り剤「シーラー」とは?種類や役割をわかりやすく解説
「外壁塗装を検討しているけど、下塗り剤についてよくわからない…。」
「シーラーってそもそも何。どんな役割があるの。」
そんな疑問をお持ちのみなさん。
この記事では、外壁塗装における下塗り剤の種類やシーラー塗装の役割について簡単に解説していきます。
シーラーの種類や役割を理解することで、適切な塗料を選べるようになります。
外壁塗装では、下塗り剤としてシーラー、プライマー、フィラーなど様々な種類が使われます。
それぞれの塗料には特性が異なるため、外壁の種類や状態に合わせて適切なものを選ぶことが重要です。
ここでは、シーラーの種類と役割について簡単に解説します。
1: シーラー
シーラーは、「接着する」「ふさぐ」「密封する」といった意味を表す「シール」が語源になっており、ひび割れなどが起こっていない外壁において下地強化剤として使われます。
シーラーの色は透明や白などがありますが、色よりも接着力や浸透を防ぐ力などの機能を重視されます。
塗料を塗る前にシーラーを使うことで、中塗りや上塗りで使用される塗料が塗りやすくなります。
2: プライマー
シーラーと似た意味の言葉で「プライマー」がありますが、使用に適した素材が異なります。
プライマーは鉄やステンレス、アルミといった鉄素材に塗ることで上塗り塗料が密着しやすくなる効果があります。
サビを除去する効果はないため、塗装する前にサンドペーパーや研磨布などであらかじめサビを落としておく必要があります。
3: フィラー
フィラーはヘアークラックなどの小さいひび割れや凹凸がある面に塗ることで塗装面を平らにできます。
特にひび割れが起こりやすいモルタルなどの外壁では、補強効果のあるフィラーが選ばれることが多いです。
ヘアークラックよりも深いひび割れがある場合、補修工事を行なったり微弾性フィラーというものを使う必要があります。
4: バインダー
バインダーは、主に屋根塗装で使用される下塗り剤です。
アスファルトシングル屋根や金属屋根などに塗ることで、上塗り塗料の密着性を高め、防水効果を高める効果があります。
シーラーは下地と上塗り塗料の密着性を高め、上塗り塗料の吸い込みを抑えることで塗膜の耐久性を向上させる役割があります。
また、外壁のひび割れや凹凸を補修することで、美しい仕上がりを実現します。
シーラーを塗ることで、外壁塗装の寿命を延ばし、建物の美観を維持できます。
1: 下地と上塗り塗料の密着性を高める
シーラーは、外壁と上塗り塗料の間に接着剤のような役割を果たします。
これにより、塗料が外壁にしっかりと密着し、剥がれにくくなります。
2: 上塗り塗料の吸い込みを抑える
外壁は、素材によって吸水性や通気性が異なります。
シーラーを塗ることで、上塗り塗料が外壁に過度に吸い込まれるのを防ぎ、均一な塗膜を作ることができます。
3: 塗装面を補強し、コンディションを整える
シーラーには、外壁のひび割れや凹凸を埋める効果もあります。
これにより、塗装面を平滑にし、美しい仕上がりを実現します。
また、シーラーは外壁の劣化を防ぎ、耐久性を向上させる効果も期待できます。
この記事では、外壁塗装における下塗り剤の種類とシーラー塗装の役割について解説しました。
シーラーは、外壁塗装の品質と耐久性を高めるために重要な役割を果たしています。
外壁の種類や状態に合わせて適切なシーラーを選ぶことで、より効果的に外壁を保護できます。
外壁塗装を検討する際には、沼津市・三島市周辺を中心に豊富な実績のある当社に、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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