屋根の棟の修理について解説!劣化症状別のチェックポイントも!
そろそろ屋根のメンテナンスが必要かもしれないと考えている皆様。
このページでは、屋根の棟の種類別に、修理のタイミングや具体的な修理方法を分かりやすく解説していきます。
屋根棟の修理について詳しく知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
屋根棟は、雨風から家を守る重要な役割を担っています。
しかし、長年の風雨にさらされることで、棟板金や棟瓦は劣化し、修理が必要となる場合があります。
ここでは、屋根棟の種類別に、修理が必要となるタイミングと劣化症状を具体的に解説していきます。
それぞれの寿命やメンテナンス頻度を理解することで、適切な時期に修理や点検を行うことができるでしょう。
1:棟板金の修理タイミング
棟板金は、一般的に10年〜15年に1度のタイミングで修理やメンテナンスを行うのがおすすめです。
10年〜15年ほど経過すると、棟板金を固定している釘が緩んだり、抜けたりすることがあります。
その結果、風で棟板金自体が飛んでしまう可能性もあるでしょう。
2:棟板金の劣化症状
棟板金の劣化症状には、以下のようなものがあります。
・所々にサビが発生している
・釘がゆるんでいる、抜け落ちている
・棟板金がズレている、めくれている
・棟板金がはずれて一部がなくなっている
3:棟瓦の修理タイミング
棟瓦は、棟板金に比べて長持ちしますが、20年〜30年に1度のタイミングで修理やメンテナンスを行うのが良いでしょう。
棟瓦は、長期間放置することで、瓦がズレてきたり、漆喰が劣化して建材の腐食につながったりと、屋根の劣化が進行してしまいます。
4:棟瓦の劣化症状
棟瓦の劣化症状には、以下のようなものがあります。
・瓦がズレている、ズレているような音がする
・漆喰が剥がれている
・瓦にヒビが入っている、瓦がはずれて一部がなくなっている
5:早期発見が重要
屋根の劣化は、放置すると深刻な問題に発展する可能性があります。
そのため、定期的な点検を行い、早期に修理を行うことが大切です。
屋根棟の修理方法は、棟板金と棟瓦それぞれで異なります。
ここでは、具体的な修理方法と費用相場を分かりやすく紹介します。
棟板金の主な修理方法には、釘の打ち直し、貫板の交換、棟板金の交換があります。
・釘の打ち直し:80,000円〜200,000円
・貫板の交換:60,000円〜120,000円
・棟板金の交換:70,000円〜150,000円
棟瓦の修理は、主に漆喰の補修や瓦の積み直しで行われます。
・漆喰の補修:80,000円〜100,000円
・瓦の積み直し:120,000円〜250,000円
費用相場は、屋根の規模や劣化の程度によって大きく異なります。
そのため、具体的な費用については、専門会社に相談することをおすすめします。
屋根棟の修理は、適切なタイミングで行うことが大切です。
この記事では、棟板金と棟瓦それぞれの修理が必要なタイミング、具体的な修理方法、費用相場について解説しました。
屋根棟の劣化症状に気づいたら、放置せずに早めに専門会社に相談し、適切な修理を行いましょう。
適切なメンテナンスを行うことで、安心して快適な住まいを長く保つことができます。
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