波板屋根の修理はいつ必要?状態別に見る修理・交換の目安
築年数が経ち、波板屋根の状態が気になるけど、いつ修理や交換が必要なのか判断が難しいと感じている方はいませんか。
DIYにも興味はあるけれど、専門的な知識は乏しいので、自分で修理できるのか、業者に依頼すべきなのか迷っている方もいるかもしれません。
この記事では、波板屋根の状態別に見る修理・交換の目安を解説します。
波板屋根の状態をチェックし、修理や交換が必要なサインを見つけるための具体的な基準を、破損と耐用年数の2つの観点から解説します。
1:波板屋根の破損
波板屋根が破損している場合は、修理や交換を検討する必要があるでしょう。
具体的には、以下の様な状態が当てはまります。
・穴が開いている
・割れている
・ヒビが入っている
これらの破損は、劣化や積雪、飛来物などが原因で起こることがあります。
放置すると、穴が広がったり、さらに割れて破片が飛んでいったりする可能性も。
修理や交換を先延ばしにすることで、破損箇所が拡大し、補修費用がさらに高額になる可能性もあるため、破損に気づいた時点で修理または交換することをおすすめします。
2:波板屋根の耐用年数
波板屋根の素材には、耐用年数が設定されています。
耐用年数が近づいている場合は、修理または交換を検討する必要があるでしょう。
現在主流の波板屋根の種類は、「ガルバリウム製」と「ポリカーボネート製」の2種類です。
・ガルバリウム製の耐用年数は、約15〜20年
・ポリカーボネート製の耐用年数は、約10年
現在設置している波板屋根の種類や使用年数をよく確認し、必要であれば修理や交換を検討しましょう。
波板屋根の修理方法は、部分修理と張り替えの2種類があります。
それぞれのメリット・デメリットを比較することで、家主が最適な選択ができるようにサポートします。
1:部分修理
波板を固定しているビスの周りが破れたり、小さな穴が空いた場合には、防水テープや接着剤などで修理することも可能です。
ただし、これらの方法はあくまで一時的な処置です。
劣化が進行してくると全体的に不具合が出始めてきます。
その場合は、当社のような専門業者に相談することをおすすめします。
2:張り替え
波板が破損した場合や劣化している場合には、張り替えがおすすめです。
特に塩ビ製は劣化するとパリパリになって衝撃ですぐに割れてしまう状態になります。
その場合、台風など強風で飛散して近隣の建物などを破損させてしまう恐れもあります。
波板はホームセンターでも販売されており、一見ご自分でDIY出来そうに見えますが、波板の重ね合わせには重ね合わせる部分や位置に決まりがあり、ポリカの場合は裏表があるためそれを正確に判別する必要があります。
また、下地の劣化がないかも確認する必要があり、もしも下地まで劣化していると釘がすぐに抜けてしまったり安定性に不安がでます。
あまり慣れない方には難易度の高いものかと思われます。
安定性などに不安が残るとすぐに台風で飛ばされてしまうなど、かえって手間がかかってしまうようなこともあるので、当社のような専門の業者に依頼された方が確実です。
この記事では、波板屋根の修理・交換が必要となる状態と、修理方法について解説しました。
波板屋根の状態をチェックし、破損や耐用年数などを考慮することで、適切な判断をできます。
DIYでできる範囲と専門業者に依頼すべきケースを理解し、安全で快適な住環境を維持しましょう。
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