漆喰壁のひび割れは、放置すると雨水の侵入やカビの発生につながるため、早めの対処が必要です。
しかし、いざ補修しようと思っても、原因が分からなければ適切な方法を選べません。
そこで、まずはひび割れの原因を理解することから始めましょう。
下地の調整不足や乾燥不足による収縮や塗り厚が厚すぎることによる収縮が考えられます。
また、冬場の凍結による劣化もひび割れの原因の一つです。
日本は災害が多い国ですが、その中でも地震やその振動による衝撃は、ひび割れの直接的な原因です。
このような壁への直接的な外力はひび割れの原因の一つです。
配合の不備や練り置き不足、経年劣化による強度低下もひび割れの原因の一つです。
建物の構造自体が動くことによるひび割れ(構造亀裂)もあります。
これらの原因を理解することで、適切な補修方法を選択できます。