雨押さえ板金とは?役割や施工方法・メンテナンスまで解説
雨漏りは、住まいの大切な資産価値を大きく損なう深刻な問題です。
特に、1階部分の屋根と外壁の接合部は雨水が浸入しやすい箇所として知られています。
そこで注目したいのが、雨漏り対策に欠かせない「雨押さえ板金」です。
DIYで雨漏り対策に取り組みたいあなたも、雨押さえ板金の役割や施工方法、メンテナンス方法を理解すれば、安心して雨漏り対策を進められます。
雨押さえ板金とは、1階部分の屋根と外壁の接合部分に取り付けられる板金のことです。
外壁と屋根の隙間から雨水が浸入するのを防ぎ、雨漏りを防ぐために設置されます。
雨押さえ板金は、住宅の耐久性を高め、快適な住環境を守る重要な役割を担っています。
雨押さえ板金の主な役割は、以下の2つです。
外壁と屋根の接合部は、完全に密着させることが難しく、隙間がどうしても生まれてしまいます。
この隙間から雨水が浸入すると、雨漏りの原因となります。
雨押さえ板金は、この隙間を覆うことで、雨水が住宅内部に浸入するのを防ぎます。
外壁と屋根の接合部にコーキングを施して隙間を塞ぐ方法もありますが、外壁内部に雨水が浸入した場合、逃げ道がなくなり、雨漏りが発生する可能性があります。
雨押さえ板金は、排水用の隙間を確保することで、雨水が内部に浸入した場合でも、スムーズに外部へ排出され、雨漏りリスクを軽減します。
雨押さえ板金の施工方法は、大きく分けて3つあります。
新規に取り付ける場合は、外壁と屋根の間に雨押さえ板金を被せ、胴縁にビスで固定します。
この際、壁際にコーキングを施すことで、胴縁と壁の間からの浸水を防ぎます。
雨押さえ板金が劣化したり、破損したりした場合には、交換が必要です。
交換する際は、新しい雨押さえ板金と交換し、しっかりと固定します。
雨押さえ板金に穴が開いたり、錆びたりした場合には、修理が必要です。
修理方法は、穴を塞いだり、錆を落として塗装したりする方法があります。
ただし、雨押さえ板金の劣化が激しい場合は、交換を検討する必要があるでしょう。
雨押さえ板金は、雨漏り対策に欠かせない重要な部材です。
雨押さえ板金の役割や施工方法を理解することで、DIYでも雨漏り対策に取り組むことができます。
雨漏りにお困りの方は、雨押さえ板金の点検や修理を検討してみてはいかがでしょうか。
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