雨が多くなる前に雨漏りチェックをしませんか
こんにちは!!
日に日に梅雨が近づいて来ていますね。
雨が降ると屋根や壁から雨漏りしたり、横風や強い雨が降ると漏れてきたりする事はありませんか?
家の中の困りごとでよくある相談の上位に来るのが、雨漏りなんです。
今までは何ともなかったのに、最近になり天井にシミが出来たりしていませんか?
実害がないですが、予兆の1つだったりします。
そこで、今日はよくある雨漏りの原因をお話したいと思っています。
屋根からの雨漏り
屋根からの雨漏りがやはり1番多いですね。
瓦屋根や板金屋根など屋根の種類も様々で、漏れ方も違って来ます。
詳しくは下の方でもくご説明をしますので是非、見てみてください。
これは瓦屋根ですが、主には瓦がずれていたり強風で飛んでしまったり、瓦が割れてしまったなどで隙間から雨水が浸入して雨漏りの原因に挙げられると思います。
この写真は金属屋根です。
昔はトタン屋根などと言われていました。
現在はガルバリウム鋼板屋根が多いですね。
その他にも折板屋根や平葺き屋根などの屋根の種類があります。
主に雨漏りが起こる原因としては屋根に劣化により穴が開いたり棟が飛んでしまい、隙間から雨水が浸入してしまいます。
この写真は、防水屋根です。
陸屋根(りくやね・ろくやね)と呼ばれる屋根になっています。ビルの屋上や鉄骨のお家に使われることが多いです。
ウレタン防水やFRP防水やアクリル防水などが主流で使われております。
主な雨漏りの原因は防水層の亀裂からの雨漏りや排水ドレンなどのつなぎ目から漏れたりします。
こちらの写真はスレート屋根の写真になります。
今も昔もよく使われる屋根で別名でカラーベストやコロニアル屋根とも呼ばれている屋根です。
比較的どの形の家にも違和感なく使えるのが特徴です。
主な雨漏りの原因は、スレート屋根の割れ所からの雨漏りや屋根材が飛んで、そこから雨漏りが起こったりします。
他にも屋根の種類がありますがまた詳しくお話は下のページを見て頂ければと思います。
外壁からの雨漏り
サイディングの壁の写真です。
サイディングと一言で言っても実は色々な種類があります。現在は窯業サイディングが一般的なサイデイングになっています。
その他にも金属サイディングや木製サイディングや樹脂サイディングなどがあります。
サイディングからの主ま雨漏りは目地のコーキングから雨漏りしたりサイディングやが割れたりした所からの雨漏りがあります。
こちらの写真はタイルの外壁になっております。
外壁の中で最もメンテナンスの回数が少ない外壁材です。
雨漏りも少ない外壁になってます。
しかし、一般的なお家ではなかなか採用されない理由は金額です。
サイディングに比べると2倍近いコストがかかるのでなかなか採用されません。
雨漏りが少ないといっても雨漏りが起こる可能性はあり、原因としては、目地やタイルの浮きの部分などからの漏れがあげられます。
この写真はモルタル壁です。
仕上げによって風合い・見た目が全然変わります。
主にはリシン仕上げ・スタッコ仕上げ・吹き付け仕上げなどがあります。
サイディングが主流になる前はこの外壁がよく採用されていました。
モルタル自体には防水性が低いため、必ず、仕上げの処理をする事で防水性能を維持しています。
雨漏りの主な原因は外壁のヒビや、クラックが起こるとそこから雨漏りの原因になったりします。
こちらの壁はALCという外壁です。
ALCとは、軽量気泡コンクリートです。
その名の通り軽いコンクリート壁です。
遮音性・断熱性・耐火性に優れた壁材ですが、防水性がはとんどないのでしっかりとした防水が必要になります。
主な雨漏りの原因は目地の劣化により雨水の浸入です。
サッシ廻り
外壁のヒビ割れや目地以外で次に多いのがサッシ廻りからの雨漏りになります。
外壁部分とサッシ回りのコーキングが劣化して雨漏りが起こることが多いです。
2階部分のこういった窓ですと、転落防止の柵の留め具の部分からも雨漏りが起こる原因にもなります。
天窓
屋根の雨漏りで天窓からの雨漏りもよくあります。
原因が施工不良だったり、コーキング不足や屋根の部分からの雨水の侵入などが原因でよくあります。
こちらも天窓からの雨漏りです。
建物が地震などで歪んだ際にコーキングが切れてしまいそこから、雨漏りの原因になったりもします。
雨漏りは早めの対応を!
一言で雨漏りと言っても、屋根からとは限らず、色々な所から雨漏り、水漏れが起こります。
また、雨漏りを放ってそのままにしておくと、大切なお家中がどんどん腐食していきいずれは倒壊する恐れもあります。
大切なお家を守る為には早急な対応が必要です。
突然の雨漏りが起こった時に出来る簡単な応急処置をご紹介いたします。
ブルーシート
天井から雨漏りがしてる場合屋根の可能性が高く屋根をブルーシートを引くことで1時的に雨を防ぐ事が出来ます。
ただし、雨が降っている時や風が強い時に屋根に登ると大変危険ですので注意が必要です。
また、しっかりと止めないと飛んで行ったりもするので注意が必要です。
防水テープ
防水テープで補修する場合は、漏れている箇所が明確に分かっている場合に有効です。
漏れている箇所を掃除をして防水テープを貼るだけの作業です。
一時的な処置ですので、早めの改修が必要です。
主に屋根や、雨樋などに使えます。
比較的、簡単な方法で、一時的に雨漏りを止めることが可能ですが、その後はしっかりを直す必要があります。
構造の違いについて
お家の造り(構造)によっても漏れ方が違って来ます。
木造なら、木材が濡れている所をたどって行くと比較的簡単に雨漏りの発見が早いです。
鉄骨造も場所によって発見が早く見つかります。
鉄筋コンクリート造の場合が一番発見するのが難しいといわれています。
天井・壁がコンクリートなのでそこのひび割れから水が侵入してくる為、雨漏りしているところより離れた場所が原因だった、なんてこともしばしばあります。
雨漏りは、さまざまな原因があるので、まずは現場調査・雨漏りの原因を追究して弊社ではお家に合わせた解決方法をご提案をさせて頂いております。