今年も豪雨や猛暑、竜巻などの突風、大型台風の上陸など異常気象が目立ちました。気象庁では30年に1回くらいの頻度でしか発生しない天気を「異常気象」と定めています。その件数は、ここ10年で1.5倍～2倍くらいの割合で確実に増えています。つまり、これまで異常と呼ばれていた天気が異常でなくなりつつあるようです。

屋根の劣化はわかりにくく、雨漏りしてから傷みに気が付くことが多いです。瓦がずれていないか、ひび割れしていないか…築年数が10年程経過していたら一度点検をしましょう。

ひびや浮き上がりがある注意が必要です。隙間から雨水が浸入してしまうので、事前に外壁の補強をする必要があります。

ゴミや枯葉などが詰まると雨水が流れにくくなります。事前に掃除をしておくと対策になります！

お住まいは築年数に応じて劣化していくもの。しかし定期的な点検や早目の修繕によって防ぐことができます。大きな被害がなくても定期的なメンテナンス計画をお薦めします。また定期的なメンテナンスを行えば費用もお安くなることが殆どです。

外まわりの傷みについては、普段の生活では大した不具合を感じなくても、災害に見舞われて傷みが拡大すれば建物の破損につながり、近隣住宅や人に傷を負わせてしまうかもしれません。ちょっとした不具合でも先送りせず、平時にこそ修繕をしておくと安心につながります。