台風後や強風後にお問い合わせをいただくことが多い【棟板金】破損!
台風の発生数、上陸数とともに8月~9月あたりが多くなっています。台風被害のお問合せが多くなる時期となりました。
台風に限らず春一番や竜巻など突発性の強風でも被害を受けることが多い棟板金ですが「庭を見たら飛散した棟板金が落下していた」などと慌てたご様子でお電話いただくことが大変多くあります。
特に屋根の頂上にある棟板金は台風や強風時に被害を受けやすくご自身では確認できない屋根の上だからこそこういった被害に見舞われると大変心配になりますよね…
強風や台風の通過後や異変を感じた方は是非無料点検をご活用ください!
何らかの衝撃を受け棟板金が曲がってしまい浮いてしまっています。棟板金を固定している貫板の劣化や腐食してしまう可能性も…
貫板は木製で雨水が浸入すると腐食や劣化が早まり、釘を固定する力も弱くなってしまいます。
こちらの写真は沿岸地域で築20年以上は経っていて、塗装などのメンテナンスをされていましたが、上って見るとサビが多数発生していました。
釘がサビて、固定力が弱まったことから棟板金が浮いてしまいます。
棟板金の釘の浮きなど、小さな不具合が剥がれや飛散など大きな被害につながります!
正しい施工が行われていても棟板金の飛散や剥がれは起こってしまいます。
こちらは夜中、急に風が強くなって「バタン!バタン!」という音が鳴り響いていたそうです。しかしご自分たちの屋根に原因があったとは思わないまま朝を迎えると…道路に棟板金が落ちていたそうです。
近所に何も被害を与えてないようで良かったですが、とても怖い思いをしたそうです。
徐々に釘の劣化がいたるところで出てくると棟板金全体の固定力が弱まり、浮いてしまいます。このような状態のところに強風や台風が吹くことで飛散や剥がれへと発展してしまうのです。①釘が浮く → ②棟板金が浮く → ③ 風で煽られる → ④飛ばされる
ある程度の年数が経たれている家屋は一度診断を受けて頂くことをお勧めします。
立地や環境にもより、劣化のスピードも変わってきますが棟板金の交換のタイミングは10年~15年を目安にご検討下さい。
※塩害や風の影響を受ける地域などは定期的な塗装メンテナンスや10年未満での交換も視野に入れておくと良いと思います。
棟板金の剥がれや飛散は築浅のお宅でも十分起こりえます。強風発生の後は特に屋根を気にかけて点検してみてください。
その際は大変危険ですので決してご自身で上ることはせず、まずはご相談ください。
平日8:30(土日祭9:00)~18:00(土日祭17:00)まで受付中!
0120-49-3325