折半屋根の構造と選び方を解説!メリットとデメリットを知って悔いのない選択に
屋根のリフォームを考えたとき、構造の種類の豊富さから頭を抱えてしまう方も多いのでないでしょうか。
屋根にはさまざまな種類がありますが、その中でも折半屋根は一般的に普及しています。
この記事では折半屋根がどんな屋根かについてと選択する際のメリットとデメリットについて解説します。
折半屋根は金属素材を使用した屋根構造で、特に工場や倉庫、カーポートなどによく採用されています。
それでは以下に折半屋根に使われる素材や工法をそれぞれ解説します。
昔はトタン板が主流でしたが、現在は耐久性に優れ、コストパフォーマンスにも優れたガルバリウム鋼板が広く使われています。
ステンレス板も選択肢にはありますが、高コストと加工の難しさからこちらは一般的ではありません。
折半屋根には「重ね式」と「ハゼ式」の2つの主要な工法があります。
重ね式は主に小規模建築に採用され、耐風性に優れています。
一方、ハゼ式は大規模建築に適しており、施工性や防水性、耐風性に優れる特長があります。
一般的にも普及している折半屋根には多くのメリットがありますが、一方でいくつかのデメリットもあります。
まず強度が高い継ぎ目が少なく、素材自体が頑丈なため、折半屋根は高い強度を誇ります。
次に水はけが良い波型の形状が水の溜まりを防ぎ、建物への負荷を軽減します。
そして下地作成の必要がなく、工期が短く、結果として費用も抑えられます。
最後に耐火性能金属製であるため、耐火性にも優れています。
一方でデメリットとして挙げられるのが、まず断熱性・遮音性が低い点です。
そして金属製のため、温度変化や音にかなり敏感です。
よって周囲の環境によっては不向きな場合もあります。
特に固定部分のボルトやナットからの錆びが問題になることがあるので、注意してください。
この記事では、折半屋根の構造と種類、そしてメリットとデメリットを解説しました。
耐久性に優れ、多くのメリットを持つ折半屋根ですが、その特性を理解し、適切な使用とメンテナンスを行うことが重要です。
沼津市・三島市周辺を拠点とする当社では建物全体を徹底した状態診断した上で、適切な施工を手掛けております。
建物を長持ちさせたい方はぜひ当社におまかせください。
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