折半屋根のペフとは?メリットやデメリットだけでなく補修方法もご紹介!
折板屋根(せっぱんやね)のある家の所有者や管理されている方の中で、屋根の補修やメンテナンスに頭を悩ませている方はいませんか。
冬季には結露が多く発生するため、その対策に追われる方も多いでしょう。
そこで今回は、折板屋根の内側に取り付けられる結露軽減材「ペフ」に焦点を当て、その基本知識からメリットやデメリット、さらには補修方法まで紹介します。
「ペフ」は、折板屋根の内側に貼り付けられるスポンジのような断熱材です。
この素材は、断熱・保温・保冷に優れ、結露を軽減する役割を果たしています。
ペフがないと、屋根の内側に水滴が付くだけでなく、最悪の場合、水滴が落下してしまうことも。
ペフは屋根の内側に張り付けることで、屋根と室内の温度差を緩和します。
その結果、結露が発生するスペースが減少し、水滴の落下やしみの発生を防げるのです。
主に折板カーポートや屋根付きの駐車場、さらには一般的な住宅の屋根にも使用されています。
特に、寒冷地や湿度が高い地域での使用が推奨されていますよ。
ペフはポリオレフィンフォームという素材で作られており、その特性から断熱性や非吸水性があります。
さらにポリオレフィンフォームは軽量で成形がしやすいという魅力もあるのです。
屋根の形状に合わせて貼り付けることで結露が発生する要因である温度差を解消し、結露が発生するリスクを大幅に減らせます。
ペフは結露を防止するためには最適の断熱材と言えるでしょう。
デメリットとしては経年劣化が進行しやすいことが挙げられます。
ペフは周りの建物や地面からの日差しの照り返しで劣化し、剥がれ落ちやすくなってしまいます。
紫外線の影響によって、5~10年程度の期間で劣化するケースが多いのです。
劣化が進んだ場合、対処法としては大きく分けて二つあります。
一つ目は、屋根ごと全て交換する方法です。
当社のような屋根工事を行っている会社に依頼しましょう。
二つ目は、ペフを剥がして結露防止材を吹き付ける方法で、この方法では屋根を残したまま対処できますよ。
今回は、折半屋根のペフについて、その基本知識からメリットやデメリット、そして補修方法まで解説しました。
ペフには結露を防止するという大きなメリットがありますが、紫外線による経年劣化のリスクも無視できません。
そのため、業者に依頼したり、結露防止材を吹き付けたりすることで補修してくださいね。
屋根のメンテナンスに不安がある方は、ぜひ当社にご相談ください。
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