屋根の形状にはいろいろな種類がある!形状変更する時の注意点も紹介します
屋根は素材や色を重視しがちですが、形状にも大きな違いがあることをご存じでしょうか。
形状によって、さまざまなメリット・デメリットがあり、ご自宅の環境に合ったものを選んでいくことが重要です。
今回は、屋根の形状の種類と形状を変更する場合の注意点について紹介していきます。
屋根の形状によって特徴が違うため、それぞれのメリット・デメリットを踏まえながら選ぶ必要があります。
ここでは、屋根の種類の中でも代表的な3つを紹介します。
切妻屋根は、そのシンプルなデザインで多くの家屋に採用されています。
屋根全体が傾いていることから、雨水の排水に優れているのが最大のメリットです。
しかし、そのシンプルさゆえに、デザインにおいては他との差別化が難しいという側面も持ち合わせています。
デザインを重視した住宅を検討している場合には不向きといえるでしょう。
片流れ屋根は、そのモダンな外観で西洋家屋によく見られる屋根形状です。
建築の手間が少なく、コストが低いというメリットがあります。
ただし、勾配のためのスペースが必要となり、その下の空間の利用には工夫が求められます。
寄棟屋根は、四方からの風雨を防ぎ、どの部屋も快適に過ごせるというメリットがあります。
耐風性に優れ、安定感のあるデザインは、和洋どちらの建築様式にも適応します。
しかし、メンテナンスの手間やコスト、太陽光パネルの設置制限など、考慮すべき点もあります。
今の屋根に不満を感じている場合、リフォームで屋根の形状を変更するということも可能です。
しかし、屋根の形状を変更するというのは大規模な工事となるため、注意点を踏まえた上で計画していきましょう。
屋根の形状変更には、場合によっては確認申請が必要になることがあります。
特に、建物の高さが変わる場合や特定の建築制限がある地域では、申請が不可欠です。
申請には図面の準備や代行費用が発生するため、リフォーム計画には十分な時間と予算を見込む必要があります。
大掛かりな屋根のリフォームでは、住居を一時的に離れる必要が生じることもあります。
仮住まいの準備やその期間の生活設計は、リフォーム計画の初期段階で検討しておきましょう。
予期せぬトラブルを避けるためにも、リフォーム会社との綿密な打ち合わせが不可欠です。
屋根の工事を行う時に下地に問題が見つかることもあります。
屋根の下地に問題がある場合、リフォーム前に補修が必要です。
予想外の補修が必要になった場合の追加費用についても、事前にリフォーム会社と相談し、柔軟な予算計画を立てましょう。
屋根の形状を変更することは、家の美観と機能性を向上させる方法として考えられる選択肢です。
しかし、工事にはいくつかの注意点もあり、それらを踏まえた上で計画を立てていくことが大切です。
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