2026.03.14
今回ご相談いただいた建物は、築30年以上が経過している住宅です。先日の強風の影響で、屋根の一番高い部分に取り付けられている棟板金(むねばんきん)と呼ばれる金属製のカバーが飛んでしまい、お客様も大変お困りのご様子でした。 屋根材として使用されているのはカラーベスト(スレート屋根の一…
こんにちは。
沼津市を中心に屋根修理・屋根リフォームを行っている街の屋根やさん沼津店です。
最近は「雨漏りが気になって屋根を見てほしい」というお問い合わせが増えています。屋根は普段なかなか目にする場所ではないため、気づいた時には劣化が進んでいるケースも少なくありません。
お客様からは
「以前から屋根が古いのは気になっていたが、最近雨漏りが発生したのでこの機会にしっかり修理したい」というご相談をいただきました。
屋根の一番高い部分は「棟(むね)」と呼ばれ、そこに取り付けられている瓦を棟瓦(むねがわら)といいます。
棟瓦の下には「のし瓦」という瓦が何段にも重ねられており、屋根の構造を安定させる役割があります。
今回の屋根では、のし瓦を固定していた葺き土(ふきつち)が長年の雨風によって劣化し、崩れてしまっていました。
土が崩れてしまうと瓦を固定する力が弱くなり、
・のし瓦がずれる
・棟瓦が不安定になる
といった状態になります。
この状態を放置してしまうと、雨水の侵入や瓦の落下につながる可能性があるため、棟部分をしっかりと修理していきます。
棟瓦とのし瓦を一度すべて取り外します。
瓦は状態が良ければ再利用できるため、割れないよう丁寧に取り外し、工事が終わるまで保管しておきます。
また、瓦を固定していた古い土もすべて取り除き、屋根の表面をきれいな状態に整えます。
古い土を取り除いた後は、白セメントを使って新しい下地を作ります。
白セメントは瓦をしっかり固定するための材料で、従来の土よりも耐久性に優れているのが特徴です。
下地を整えた後、のし瓦を一枚ずつ丁寧に積み直していきます。
瓦の高さや並びを確認しながら施工することで、見た目の美しさと耐久性の両方を確保することができます。
のし瓦の積み直しが終わると、最後に棟瓦を設置します。
下地を作る段階で、約30cmほどの銅線を一定間隔で2本ずつ伸ばしておきます。
棟瓦を設置する際に、この銅線を棟瓦の穴に通して固定します。
棟瓦がしっかりセットされたら、銅線を大きなコブ状に結んで固定します。
この施工方法により、棟瓦がしっかりと固定され、強風や地震にも強い屋根になります。
屋根には瓦屋根のほかに亜鉛引き波型トタン屋根の部分もありました。
目視で確認したところ、大きな錆は見られず、素材自体はまだ十分に使用できる状態でした。
ただし、表面の塗膜は経年劣化していたため、屋根を長持ちさせるために塗装メンテナンスを行います。
塗装を行う前に「ケレン作業」と呼ばれる下地処理を行います。
ワイヤーブラシやブラシを使って
・古くなった塗料
・細かなサビ
・汚れ
を丁寧に取り除きます。
この作業をしっかり行うことで、新しい塗料がしっかり密着し、塗装の耐久性が向上します。
下地処理の後は、まず錆止め塗料を塗布します。
トタンなどの金属屋根は、錆を防ぐための錆止め塗装が非常に重要です。
その後
1.中塗り
2.上塗りと、合計3回塗装を行い、屋根をしっかりと保護します。
塗装が完了し、見た目も美しく仕上がりました。
今回の建物は瓦屋根を含めて長い年月が経過していましたが、
このように適切なタイミングで屋根修理やメンテナンスを行うことで、建物の寿命を大きく延ばすことができます。
屋根は普段見えない部分だからこそ、劣化に気づきにくい場所です。
・雨漏りが気になる
・瓦のズレが見える
・屋根が古くなってきた
このような症状がある場合は、早めの点検をおすすめします。
街の屋根やさん沼津店では、沼津市を中心に屋根点検・屋根修理のご相談を承っております。
屋根のことでお困りの際は、お気軽にご相談ください。
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