こんにちは。
最近は朝晩の寒暖差が大きく、屋根への負担も増える季節ですね。「最近雨のたびにポタポタ音がするんだけど…」というご相談も増えてきています。

今回は、「屋根から雨漏りしている気がする」とご連絡をいただいた沼津市の切妻屋根のお客様宅へ、現場調査に伺ったときの様子をご紹介します。

今回はベランダ側から梯子を掛け、屋根の状態を直接確認しました。

屋根に上がると、屋根全体の色褪せが進行している状態でした。
これは紫外線の影響や塗膜（塗装の膜）が劣化することで発生する現象で、塗装の「防水性」が落ちてきているサインでもあります。

劣化した塗膜は水を弾く力が弱まっているため、雨水が乾きにくくなり、コケ・藻・カビが発生しやすい環境になります。

特に今回のお宅のようにスレート屋根が使用されている場合、

• 紫外線による劣化が進む

• 水切れが悪くなる

• 水分を含んだコケや藻が雨水を滞留させる
  という悪循環が起きやすく、屋根材や下地の腐食を招く原因になります。

屋根は一度傷み始めると建物全体に影響が出るため、定期的なメンテナンスで防水性を保つことがとても大切です。