沼津市内の商業地域に建ってる陸屋根の防水シートが無惨な状態に
鉄骨3階建の屋上部分の表面の防水状態です。
防水層を紫外線や熱、歩行時に生ずる摩耗、それらから防水層を保護する為の保護塗装被膜が全く無くなってしまった状態にあります。
ゴム系のシート防水がどの程度ダメージを受けているのかは明確ではありませんが、今回を既存防水シートはそのまま使用とのご意向でした。
腰壁の立上り部分の防水シートが大きく剥がれ、全く接着剤の役目は果たしていない状態になっています。
防水シートも変形して硬化状態になっている為に、この腰壁部分の防水シート材は使用不可能となります。
下地と防水シートの間に雨水が入り込んでしまったのか、または当初の施工時に極めて小さな気泡が、熱で温められて膨張し、その繰り返しで広範囲に拡大していったのか、などが予想されます。
このような状態になるまでには1~2年は経過していると思います。初期の段階であれば、防水シート自体にダメージも少なかったでしょうし、それ相応の対処で済んだはずです。
屋上には特に用事が無ければ上がっては来ないかも知れませんが、目視していない結果です。
陸屋根防水は、一般的な住宅屋根のように勾配屋根ではありません。降った雨が緩やかな勾配に沿って流れる速度は大変遅いです。
平らに近いので紫外線や太陽熱は勾配屋根よりはるかに大きいためにダメージも受けやすいのです。
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