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三島市内、工場と事務所併用の折版屋根のサビ、またジョイント部分の納まり方の検証
折版屋根の雨押えと、外壁に使用している角波カラー鉄板の取合い部分がピタッとくっついた状態のために、雨水の吐けが非常に悪い為にサビが発生してしまいました。
サビでもステージ4のレベルで、既にピンホール状態が数ヵ所点在しています。
このような状態になってしまうと、塗装処理では対応が困難です。張替えるか又は切り落として横胴縁でジョイントさせて繋ぐかです。
折版屋根のジョイント部分の不良です。一般的には折版はジョイントせずに端から端までを一枚で葺いてしまいますが、何か理由があったのかも知れません。
重なり部分のラップ長さは最低100㍉以上欲しく、内側のコーキングは3条とし、強風などで捲れ上がらないように5カ所のリベット処理が原則です。
またリベットの頭にもシーリングは常識となっています。
重ねジョイント部分は左右にマスキングをしてコーキング処理をし、ヘラで必ず押さえます。
こちらの屋根は倉庫の屋根で、亜鉛引き波型トタン葺きで
す。記録では過去に3回、10年ごとに塗り替えているそうです。現在の状態ですが定期的にしっかり塗替え工事を行なっていたので、棟の被せ板金も波型トタンも傷んでいる部分は何処も見当たりませんでしたが、今回はカバー工法で縦桟ルーフ葺きで行ないたい計画です。
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