三島市内の住宅の屋根瓦がつむじ風が原因で捲れ上がってしまった
極めて稀に見る自然現象の一つが引き起こしたであろう平瓦の捲れ上がりの被害です。
その自然現象は小規模の竜巻、この場合には、つむじ風の表現のがふさわしいかも知れません。
瓦一枚当たりの重量は2キロ前後です。その瓦が重なり合って屋根を形成しています。ですから仮に一枚が2キロの重さであっても重なっている為、持ち上げる必要な力は4キロくらいにはなる事が想像されます。
そのように推理し考えると小規模のつむじ風でも、さーっと通り抜けていくだけで瓦を捲りあげてしまうエネルギーには恐怖を感じます。
また屋根は上からの力が加わった場合には相当の強さで抵抗出来ても、上に持ち上げられるような力には若干の心細さを感じてしまいます。
その為の対策の一つとして、重なっている部分に樹脂系のコーキングを打ちます。このコーキングが接着剤の役目をして瓦の浮き上がり無くし、一体的な役割をしてくれます。
こちらは瓦屋根の面戸部分(モルタルなどの詰め物をして基礎的な役割をする)が経年劣化や振動などでヒビ割れしボロボロと崩れ落ちてしまっています。
わりとよく見かける光景です。
そのまま放置しておくと、上に乗っているのし瓦や棟瓦に悪影響を与えてしまい、瓦が落下してしまう可能性があります。
面戸部分の補修作業も終了しました。これで何かアクシデントなどがなければ当分の間は大丈夫です。
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