瓦和葺きの母屋の下屋の屋根は亜鉛引き波型トタンのリフォーム
母屋を増築した部分の屋根が瓦とは違って耐用年数も短く、増築しておよそ18年が経ちました。
ここで母屋と同様に和瓦にしようかとも考えたそうですが、波型亜鉛トタンを塗り替えるのと瓦に葺き替えるのでは金額に雲泥の差があり、今後10年先には住まい全体を建て替える予定であるために塗替えを選んだそうです。
既に今から建て替え後の平面プランニングを、家族で楽しみながら行っているとの事で、非常にうらやましい限りです。
母屋の一角に大黒柱や今は使っていない囲炉裏が有り、その炉縁が当時 煙などで燻されて何とも言えない黒光りを放って実にいい味を出しているそうで、解体時にみすみす処分してしまう事は無いと家族で話しているとか。
また敷地内の別棟には7.5畳ほどの土蔵があり、家族は薄気味悪いからと言って中には入ろうとしませんが、代々から伝わる当時では大した物ではなくとも、時代を経ていく事によって希少価値がグンと上がって TVの何でも鑑定団に出せるような代物が有るかも知れないとご主人がこっそり耳打ちしてくれました。
年々土蔵造りの倉庫は諸事情等によりその数を消して寂しい限りです。
私としてはこの希少価値の高い土蔵の保存というか行方というかが大変気になる所です。
母屋のリフォームも大切ですが、土蔵保存のためのリフォームも違った意味で考えて貰いたいと願っています。
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