
2025.09.13
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今回は、前回に引き続き、住宅の外壁リフォームの施工をご紹介します。
外壁の仕上げには「モルタル仕上げ」を採用しました。見た目の美しさだけでなく、耐久性も兼ね備えた昔ながらの信頼ある工法です。
この記事では、外壁モルタル仕上げの工程について、わかりやすく解説していきます。
モルタルを塗る前に欠かせないのが、「ラス網(ラスメッシュ)」という金網を外壁下地に貼る作業です。
このラス網は、モルタルの剥がれを防ぐための重要な役割を持っています。
モルタルは乾燥すると硬くなりますが、そのままでは下地との密着が弱く、ヒビ割れや剥がれの原因になってしまいます。
そこで、ラス網を貼ることでモルタルがしっかりと密着し、外壁として長持ちするようになります。
私たちが使うラス網は、モルタルに含まれる水分やアルカリにも強い「亜鉛メッキ鋼板」で作られたもの。耐久性に優れており、現在の住宅リフォームでは一般的に使われています。
ラス網は、隙間ができないように丁寧に重ねながら貼っていきます。この下地作業がしっかりしていないと、後の仕上がりに影響するため、細部まで慎重に行っています。
ラス網の設置が終わったら、いよいよモルタルを塗る工程に入ります。
ここで、そもそも「モルタルって何?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
モルタルとは、「セメント・砂・水」を混ぜ合わせたものです。住宅の壁や床の仕上げによく使われており、コンクリートと違って砂利は含まれていないため、柔らかく塗りやすいのが特徴です。
(ちなみに、コンクリートは「セメント・砂・水・砂利」を混ぜて作られるので、より硬く丈夫になりますが、壁面の仕上げには向いていません。)
モルタルは、上から下へ順番に、ムラができないように均等に塗っていきます。職人の手仕事で丁寧に塗り重ねることで、美しくなめらかな仕上がりになります。
モルタルを塗り終えた後は、しっかりと乾燥させる必要があります。
この乾燥期間のことを「養生(ようじょう)」と言います。
養生は、モルタルが完全に乾き、固まるまでの非常に大切な工程です。夏場でも最低3日間は養生期間を取るのが理想的。
この間にしっかりと水分が抜けないと、後の塗装がうまく密着せず、剥がれやすくなってしまうのです。
ちなみに今回の現場では、モルタルを塗った直後に大雨が降りました!(笑)
ただ、幸いにも雨が直接当たらない場所だったため、問題はありませんでした。こうした天候リスクにも配慮しながら、しっかりと施工を進めています。
モルタルがしっかりと乾いたら、仕上げとして塗装を施していきます。
この塗装で、外観の美しさと防水性・耐久性がさらにアップします!
次回は、いよいよ外壁リフォームの仕上げとなる「塗装工程」についてご紹介しますので、ぜひご覧ください!
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