まず、「玉吹き塗装(たまぶきとそう)」について簡単にご説明します。
これは、外壁に小さな粒(玉)を吹き付けて模様を作る特殊な塗装方法です。
仕上がりには凹凸(おうとつ)が生まれ、立体感のある豪華な見た目になります。
一般的な塗装よりもデザイン性が高く、外観の印象がグッと引き締まります。
さらに、見た目だけでなく実用性も抜群です。
玉吹き塗装を施すことで、壁の強度が増し、ひび割れにも強くなるというメリットがあります。
今回は、「ヘッドカット仕上げ」という方法を採用しました。
これは、玉吹きしたあとに表面をローラーで軽く押さえて平らにする手法です。
凹凸の立体感を残しつつ、滑らかで高級感のある表情に仕上がります。
以下、今回の施工の流れをご紹介します。
既存の窓を撤去し、新しいサッシを取り付ける作業を行いました。
モルタル材を使って、壁面を平らに整える下地づくりです。
左官作業は、塗装の仕上がりを左右する大事な工程です。
モルタルがしっかりと乾くまで、じっくり時間をかけて養生します。
ここでの丁寧さが、ひび割れや剥がれを防ぐポイントになります。
まずは弾性のある下塗り材を塗布します。
これは、将来的にヒビが入った際にも塗膜が追従し、防水性を保つ役割があります。
下塗りが終わると、玉吹きの工程へ。
専用のスプレーで小さな粒を吹きつけ、少し乾いたところで押さえて模様を作っていきます。
玉吹きの模様をしっかり定着させるため、一日置いて乾燥させます。
最後に中塗りと上塗りを重ね塗りして、美しい仕上がりに。
塗料の色や艶感もここで調整します。
今回は、壁材にモルタルを使用したため、工期は養生期間も含めて約1週間ほどでした。
職人一同、細部にまでこだわりながら、無事に工事を終えることができました。
玉吹き塗装は、「見た目」と「強さ」の両方を兼ね備えた外壁仕上げです。
お住まいの印象を変えたい方や、ひび割れに強い外壁を希望される方におすすめです。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください!
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